《オリジナル・サイン》

オリジナル・サイン VR 光/水文明 (5)
呪文
S・トリガー
カードを1枚引く。その後、自分の手札からコスト7以下のオリジン・クリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。次の自分のターン開始時まで、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与える。

DMPP-12で登場した/呪文
デュエル・マスターズ プレイスゲームオリジナルカード

自分の手札からコスト7以下の指定された特性クリーチャー1体をコスト踏み倒しして次の自分のターン開始時までブロッカーを付与する。《ドラゴンズ・サイン》が連想される呪文である。
《オリジナル・サイン》は単色ではなく多色、踏み倒し前に1ドローする、出すクリーチャーはオリジン限定で文明指定なし、進化クリーチャーも出せるといった箇所が《ドラゴンズ・サイン》とは異なる。

手打ちした場合は、《蒼狼の始祖アマテラス》《聖霊王イカズチ》などを実質コスト軽減しつつ出したのと同じである。1ドローがあるので《フェアリー・ギフト》ではあった手札消費の問題も少ない。

S・トリガーで唱えれば、どんなオリジン・クリーチャーを出したとしてもチャンプブロックで1体は攻撃を止められる。《霊騎コルテオ》《蒼狼の始祖アマテラス》cip込みなら2体以上足止めすることができるだろう。
手札にオリジンがなくともデッキトップから引き込める可能性があるため、手札事故の際に1ドローながら保険があるのは嬉しい効果である。

しかし手打ち時の有力な踏み倒し候補が現状《蒼狼の始祖アマテラス》と専用構築時の《貴星虫ヤタイズナ》程度に留まっており、オリジンのカードプールの狭さが《オリジナル・サイン》の汎用性を損なっている。
一応、コスト5以下のオリジンを出した場合でも、手札の《オリジナル・サイン》を犠牲に山札圧縮手札交換・次の自分のターンのはじめまで1体分のブロッカーとして扱える効能にはなる。1ターンの遅れが生じることに目をつぶれば唱え得の性質ではある。

  • 多色化とオリジン限定とはいえ、TCG版でも現役の《ドラゴンズ・サイン》を若干強化した効果であり、デュエプレでは異例のカードと言える。ある意味オリジンのカードプール問題でバランスを取っているのかもしれないが。
  • DMPP-13期では《薔薇の使者》ナーフと他の中速ビートダウンデッキの低速化により、【エンペラー・キリコ】における多色のタップインのデメリットが緩和されたため、《オリジナル・サイン》を入れる構築が増加した。
  • サムライなどの特殊種族と同様に「(種族名)・クリーチャー」表記だが、カードの多いTCG版でも非クリーチャーのオリジンは登場していない。

TCG版

オリジナル・サイン R 光/水文明 (5)
呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
カードを1枚引く。その後、コスト7以下のオリジンを1体、自分の手札から出す。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与える。(「ブロッカー」を持つクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーに変更してもよい)

TCG版ではDM22-EX1にてレアとして収録された。

デュエプレ版では「踏み倒し候補が少ない」といった問題を抱えていたが、その点はTCG版のカードプールのおかげである程度解消される。
主な踏み倒し候補は《蒼狼の王妃 イザナミテラス》《仙祖電融 テラスネスク》《裏斬隠蒼頭龍 バジリスク》《原初の決闘者 アダム》辺りだろうか。

S・トリガーで《原初の決闘者 アダム》を相手ターン中に踏み倒しできれば、自分ターン開始時のコスト踏み倒し効果を狙いやすい。
また、《霊騎コルテオ/プロテクション・サークル》はこの呪文をシールドに仕込みつつ、クリーチャー側もこの呪文で踏み倒し可能なので相性が良い。

他には、の合う起源神や、同弾で主要カードが再録した【カチュアイカズチ】のサポートとして期待できる。

何気ない踏み倒し前のキャントリップも、手札消費が抑えられるので《ドラゴンズ・サイン》《スロットンの心絵》には無い長所である。
また、《蒼狼の王妃 イザナミテラス》の進化先を引き込める可能性もあるので、1ドローではあるが、踏み倒し先のコンボのことを考えると1ドローの有用性は高くなる。

  • デュエプレのテキストは「オリジン・クリーチャー1枚」、TCG版のテキストは「オリジンを1体」となっているが、意味はどちらも同じ。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ プレイス

デュエル・マスターズ

参考