《スーパーしりとりガー》
スーパーしりとりガー P 火文明[ジョーカーズ] (6) |
クリーチャー:ジョーカーズ/スペシャルズ 2000 |
スーパー・S・トリガー(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。その時自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーにS能力を与える) |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨て、その後、カードを2枚引く。 |
S−このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の、名前の最後が「ん」の音のクリーチャーをすべて破壊する。 |
DMEX-03で登場した火のジョーカーズ/スペシャルズ。
cipでディスカード→ドローの順で手札交換ができ、スーパー・S・トリガーで、名前の最後の音が「ん」のクリーチャーを破壊出来る。
「ん」で終わるなら使うことができないという、しりとりの世界観からくる能力である。
読み仮名を参照するのでカタカナの「ン」や記号なども含まれる。非常にユニークな能力だが、相手が対象のクリーチャーをデッキに積んでいて、場に出していないと不発に終わる。仮に発動出来たとしても、ほかの攻撃可能なクリーチャーがアンタップ状態で残っていれば敗北してしまうので、より条件の緩い除去S・トリガーを用いた方が安心だろう。
手札交換を持ってはいるが、ジョラゴン・ビッグ1くらいにしか作用しないのとドローこそ遅いが2マナ軽い《IPPON釣吉》がいるのも難点。
せめて「ん」限定の相手への全体除去が無条件cipであれば、まだ使い道はあっただろう。
手札が0枚でも2枚ドローが出来る点が利点だが、cipが強制であるため手札が1枚しかない時に出してしまうと捨てたくなくても捨てなくてはいけない。
《ガヨウ神》の殿堂入り後しばらくは【ジョット・ガン・ジョラゴン】のリペアパーツとして注目されていた。
ドロー効率については比べるまでもないが、ジョーカーズでcipのディスカードと手札補充ができるクリーチャーは他にこのカードくらいしかいない。ただ、実際は毎ターンジョラゴン・ビッグ1でひたすら《燃えるデット・ソード》の能力を1枚ずつ使うという構築が流行し、このカードはそれほどリペアとして活躍しなかった。
- イラストにはおしり→リンゴ→ゴリラ→ラッパ→パンツとしりとりの序盤で定番のものが周囲に描かれている。
- イラストコンテストに提出された原画ハガキがほぼそのまま採用された1枚。
関連カード
収録セット
参考
公式Q&A
Q.《スーパーしりとりガー》の能力の、名前の最後が「ん」の音のクリーチャーはどのように判断したらよいですか?
A.書き方にかかわらず読み方で発音が「ん」の音で終わっているものです。例えば、《ボルシャック・ドラゴン》は文字としては「ン」で終わりますが、音的な終わりは「ん」ですので破壊されます。
ルビが振られている場合はその音を参照してください。例えば《掘師の銀》は漢字では「ん」の音で終わっていますが、読みは「シルバー・スコップ」ですので破壊されません。
引用元(2019.7.2)
Q.《甲殻 TS-10》は《スーパーしりとりガー》の「スーパー・S・トリガー」によって破壊されますか?
A.いいえ、破壊されません。ルビがない「10」の読み方は「じゅう」です。
引用元(2022.8.5)