《デビル・ハンド》 - デュエル・マスターズ Wiki ミラー

《デビル・ハンド》

DMR-09で登場した闇のハンド呪文。

相手のクリーチャー1体を破壊し、さらに自分の山札の上から3枚を墓地に置くことができる効果を持つ。

初となる《デーモン・ハンド》の上位種かつ下位互換でない呪文で、コストが1上がった代わりに墓地肥やしが付いた。
レアリティがレアにもかかわらず、DASHゴールデンリスト入り＋MODE→CHANGEが存在するなど開発チームからプッシュされていた。
だが実際はスーパーカードのような完全上位互換ではなく、どのようなデッキにも入る汎用性の高いカードという訳でもない。

《デーモン・ハンド》とはわずか1コスト差。
手打ちする場合は大差ないが、《邪眼皇ロマノフI世》や《聖霊左神ジャスティス》の踏み倒しの範囲外になってしまうのはかなり痛い。

3枚の墓地肥やしは墓地を利用するデッキでなければ意味がないが、【墓地ソース】はこの呪文に頼らずとも墓地を肥やす手段は潤沢にあるため、あくまで選択肢の一つといったところ。
序盤にS・トリガーが出れば墓地を肥やしつつ敵獣を除去できるので中々強力である。

コストの高さをガチンコ・ジャッジの補助およびその対策として利用する手も考えられる。《デーモン・ハンド》と比べ、手打ちは難しいものの《ガチンコ・ルーレット》を筆頭にガチンコ・ジャッジをするカードは多いため、有効に働くだろう。

後に《骨折人形トロンボ／デビル・ハンド》としてツインパクト化した。そちらはクリーチャー面を持つ上位互換となるので、単体のこちらと総入れ替えすることになるだろう。

ドラゴン・サーガ環境においては墓地利用軸の【グレンモルト】や【サイクリカランデス】に使われた。後者においてはマナを伸ばしつつ相手をランデスで縛れば、《デーモン・ハンド》より重いという短所が機能しづらかった。

その他

• コロコロアニキ2018年夏号付録にて再録。同誌にて連載中の「コロッケ！ BLACK LABEL」より、大人になったコロッケとその仲間達のイラストが描かれた。

• 漫画「Duel Masters Rev.」にて、黒澤世観が未来戦で使用。S・トリガーで登場し、未来の《クゥリャン》を除去しつつ、自分の墓地を肥やした。

• アニメ『キング』では第36話でゼーロJr.がキャップ戦で使用し、《ロールモデルタイガー》を破壊した。

• デュエル・マスターズ プレイスではDMPP-21で実装。こちらでもレアになった。
  • 《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》のメテオバーンの範囲外ということが逆に役立つかもしれない。受け札としては墓地肥やし内蔵の単体除去かつ、超探索の濁り回避ができている。

関連カード

• 《デーモン・ハンド》
• 《電脳の女王 アリス／不埒な再侵入》

• ツインパクト化
  • 《骨折人形トロンボ／デビル・ハンド》

フレーバーテキスト

• DMR-09（通常版）、DMPP-21
  貴様の苦痛が我が力となる。
• DMR-09（MODE→CHANGE）、DMPP-21(MODE→CHANGE)
  ぎゃひー！
• DMSD-06
  S・トリガーで逆転チャンス。どんな切り札だろうと、悪魔の手からは逃げられない。
• コロコロアニキ2018年夏号（P45/Y17）
  あれから長い長い時が流れた――。

収録セット

デュエル・マスターズ

• illus.Yuri Shinjuro
  • DMR-09 「エピソード3 レイジVSゴッド」（27/110）
  • DMSD-06 「ドルスザク・無月炸裂・スタートデッキ」（9/15）
  • DMEX-10 「W王国ドッキングパック 鬼札王国＆不死樹王国」（19/42）
• illus.manavu kashimoto
  • コロコロアニキ2018年夏号（P45/Y17）

デュエル・マスターズ プレイス

• illus.Yuri Shinjuro
  • DMPP-21 「ジ・オーバー・ロワイヤル -無法神聖紀-」

参考

• S・トリガー
• 確定除去
• 山札の上
• 墓地
• 墓地肥やし
• ハンド
• MODE→CHANGE
• DASHゴールデンリスト