アビス・レボリューション

デュエル・マスターズ23番目のシリーズ
ブロックマークは「ARev」 (Aの下にRev=Abyss Revolution)。

ゴッド・オブ・アビスの続編であり、開始時期が再び春に戻された。

種族(オレら)って革命(レボリューション)なんだ!!」のキャッチコピー通り、種族をメインとしたギミックが今シリーズの最大の特徴。

新能力メクレイドによる種族デッキ強化が告知され、

種族カテゴリがそれぞれフィーチャーされる。これらの種族はドラゴンエンジェル・コマンドのように特定種族ではなく種族カテゴリ内の特定単語の為エピソード2時に比べ幅広く恩恵を受けられるようになった。

またメイン弾にツインパクトが再び収録され、DM23-RP3からはメクレイドに代わる形で革命チェンジがメインギミックとして復活した。情報解禁時には告知PVも公開されている。
なお、今シリーズに収録された革命チェンジはこれまでのドラゴン指定ではなく、上述の5種族指定となっており汎用性は抑えられた。また、性能的にもT・ブレイカー持ちが極少数に留まっているなど、革命チェンジそのものが非常に強力なギミックであることを踏まえた調整が為されている。

一方で新シリーズに切り替わった事により前弾、前々弾のタマシード関連のギミックは収録されなくなった。

これまでも種族デッキに焦点を当てたシリーズは存在したが、今シリーズは例年でも類を見ない程の高いレベルで各種族が強化されており、レボリューションの名が示す通り正しく革命的な強さを得た。
最終的にはフィーチャーされた5種族すべてのデッキが競技環境の場において優勝を収めており、シリーズの狙いから考えるとこれは特筆すべき事と言える。
また、その他にもDM23-EX1で取り上げられた種族デッキも好成績を残しており、1年を通じて種族デッキ躍進の年となった。

このセットに当てはまるエキスパンション

  • 新シリーズとして区切られているが商品、メディア展開的に6か月しか空いていないため実質的にゴッド・オブ・アビスの延長線上的な展開になっており、1弾目のDM23-RP1ではライバル側2人のオーバーレアの切り札がメインで、主人公のスタートデッキが開始時時点で販売されないなど既存シリーズに比べて異例のスタートになった。この他にヒロインキャラのスタートデッキが販売されるなど意欲的な展開もされている。
  • デュエマの設立開発に携わっていた三井物産の子会社であるキッズステーションが、王来篇時の2021年度を最後にソニーグループ傘下となり、デュエマ関係の権利が同社の別子会社にあたるワールド・ハイビジョン・チャンネル株式会社へと移動した為カードの権利関係表記がこのシリーズで「Mitsui-kids」から「WHS」へと変更されている。
  • アニメ『デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編』をもって3月でTVデュエマアニメシリーズが休止するため、聖拳編(「チャージ」)から20年続いていたアニメと連動するパックはこのシリーズで一時ストップすることになった。

このシリーズに発売された商品

※= ブロックマークなし

参考