《戯具 ドゥパーボ》
戯具 ドゥパーボ C 水/闇文明 (2) |
クリーチャー:マフィ・ギャング/チーム零 2000 |
「ムゲンクライム」能力を使ってこのクリーチャーをタップした時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。 |
DMRP-16で登場した水/闇のマフィ・ギャング/チーム零。
自身をムゲンクライム能力を使う時にタップすると墓地肥やしと墓地回収を1回ずつ行う能力を持つ。
《戯具 ザンボロン》同様、ムゲンクライムでタップされた時に手札が増える。
あちらに比べるとコストが重くなった分、手札に加えられるカードの選択肢が増えたうえに攻撃も可能になっている。
墓地から回収するカードには文明やカードタイプなどに一切の制限がない。
【青黒ゲンムエンペラー】は墓地肥やしを積極的に行うデッキではないため、手札に加えるカードの選択肢はそこまで増えない。
攻撃可能である点も、ムゲンクライムでタップするためメリットになりづらい。
また、【青黒ゲンムエンペラー】はフルクリーチャーで組まれる事が多いため、クリーチャー以外のカードを回収できる点も活かしづらい。
総じて、1コスト増えて多色になったことに釣り合うメリットを得られておらず、《戯具 ザンボロン》より優先するカードとは言えない。
基本的には5枚目以降の《戯具 ザンボロン》という扱いになるだろう。
もっとも、《戯具 ザンボロン》が優秀すぎるだけで、【青黒ゲンムエンペラー】の初動としてはこのカードも十分優秀なカードである。また破壊された墓地の《戯具 ザンボロン》を回収できるのは、《戯具 ザンボロン》にはない利点である。
関連カード
収録セット
参考
公式Q&A
Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》の「ムゲンクライム」能力を使ってタップした《戯具 ドゥメンゴ》や《戯具 ドゥパーボ》の「タップした時」の能力は使えますか?
類似例:《戯具 ザンボロン》
A.はい、使えます。タップした時点でトリガーしているので、待機中の効果を《∞龍 ゲンムエンペラー》は無視できません。
+
| | (総合ルール 603.2)
| - 603.2.
- 誘発型能力は、誘発条件を満たすたび自動的に誘発します。誘発した効果は一度待機状態となり、解決を待ちます。
- 603.2a
- ステップの開始時に、「はじめに」誘発する能力がすべて誘発します。
- 603.2b
- 誘発型能力は、その誘発条件を満たすたびに一度だけ誘発します。しかし、そのイベントが複数の出来事を含んでいる場合、複数回誘発することもあり得ます。
例: 「いずれかのクリーチャーが破壊されるたび」という誘発条件の能力を持つクリーチャーがいるときに、複数のクリーチャーが同時に破壊された場合、その能力は破壊されたクリーチャーと同じ数だけ誘発します。
- 603.2c
- 「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。
例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
- 603.2d
- 能力は、その誘発イベントが実際に発生したときにのみ誘発します。置換されて行われなかったイベントによって誘発することはありません。
例: クリーチャーが墓地に置かれることによって誘発する能力は、クリーチャーを墓地に置く代わりに他のゾーンに置いた場合には誘発しません。
- 603.2e
- 誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。
- 603.2f
- 誘発型能力の使用宣言は、カードの使用宣言とは異なります。誘発型能力の使用宣言とは、その誘発型能力を持つカードの持ち主であるプレイヤーだけがその能力の誘発を確認できる状況において(手札にある場合など)、そのプレイヤーがそのカードを見せて宣言することです。宣言されてはじめてその誘発型能力が誘発します。これは 603.2 の例外です。
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引用元(2020.12.15)