《
|
歩く賄賂 コバンザ C 水文明 (3) |
クリーチャー:ムートピア 1000 |
自分が呪文を唱えた時、カードを1枚引く。 |
《氷牙レオポル・ディーネ公》の下位種。ナイト種族は持たないものの、より早めにバトルゾーンに用意できる。
次ターンに《王立アカデミー・ホウエイル》に繋げれば4枚ものドローができるが、パワーは1000と低く除去されやすい。《堕魔 ドゥシーザ》や《ゼンメツー・スクラッパー》で退かされるラインだが、コンボに使えば強力な分だけ寧ろこの点でバランスを取っていると言える。
能力を1、2度使っただけで退場させられてしまっては置きドローの旨味がないため、軽量呪文を連打してアドバンテージを即座に得る方が適切である。
青緑のコンボデッキでは、軽量呪文を連打してマナブーストと手札補充を両立できる。デッキが減るのを利用して《水上第九院 シャコガイル》などをフィニッシャーにしても良いだろう。
また、水の魔導具呪文も、虚無月の門を狙うならば数が必要なため、このクリーチャーの性能と合致している。
後に【青単スコーラー】が成立すると、そちらの置きドローとして利用されるようになった。ただ、DM・双マーク2ブロック構築環境では《海底鬼面城》が存在しないことからこのカードへの依存度が相対的に高く、DMRP-08期には軽量除去で狙い撃ちにされるなど露骨に対策を打たれてしまっている。
更に《機動基盤 コア・キャリバー/エレクトロ・シャワー》が登場。レアリティの違いやマナタップインのデメリットは大きいとはいえ、やや厳しい立場になってしまった。《セイレーン・コンチェルト》の殿堂入りによる【青単スコーラー】の弱体化も大きい。とはいえ、種族を活かして【ムートピア】デッキに採用できるので立場を完全に失ったわけではない。
登場以降、他のカードのフレーバーテキストに度々登場しており、奇妙な物語が連作で綴られている。
賄賂で合格しキャリアを重ねたものの、試験に落ちた《貪欲な若魔導士 ミノミー》と共に汚染された水の対策部隊に駆り出されている。
魔導具との戦いで窮地に陥った時には陰口を言って馬鹿にしていた上司に助けられた。
このカードのフレーバーでも書かれているように誰かに文句を言ったりと口が悪いのが彼の性格のようである。
その後《フェイント・クロウラー》に食べられてしまったが脱出。
水文明から仲間たちが次々に避難する中、水文明の危機を救うことを決意し、レジスタンス「バタフーライ・エフェクト」を結成する。
ムートピアの最後の砦、カリヤドネに集結したコバンザ達だったが、そこにあるゲームセンターの誘惑には抗えなかった。
ゲームで遊んでいる間に汚染された水は食い止められ、水文明の命運を決める最終決戦にも立ち会わず、ゲームで遊び倒していた。
戦いが終結した後は、ゲームがよほど楽しかったのかe-スポーツを教える教師となった。