爆弾音愛(ばくひきおとめ) メッシュ/♪キミとボク 共感(きょうかん)すれば マジ文珠(もんじゅ)

爆弾音愛 メッシュ C 水文明 (4)
クリーチャー:マジック・マーメイド 3000
マジック・フレンド・バースト(このクリーチャーが出た時、自分の他のマジック・クリーチャーを1体タップしてもよい。そうしたら、このクリーチャーの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱える。)
♪キミとボク 共感すれば マジ文珠 C 水文明 (5)
呪文:マジック・ソング
カードを3枚引く。

DM23-RP2で登場したマジック・マーメイドマジック・ソング呪文ツインパクト

呪文側は3ドローする効果を持つ。クリーチャー側を引き立たせるための要素として機能する。
コスト5で3ドローは《トリプル・ブレイン》と似ているが、こちらは枚数が3枚で固定されており、2枚以下に減らしてドローすることはできない。
お世辞にもコストパフォーマンスに優れているとはいえないが、実際はクリーチャー側から唱えることがメインなので、手打ちはほとんどしないと考えて不都合はない。
今後、マジック・メクレイド5の層が充実すれば、そちらでのコスト踏み倒しも活用していきたいところ。

クリーチャー面はマジックフレンド・バーストを持つ。

コスト4獣がcipで3ドローできると書けば《セブ・コアクマン》に匹敵するスペックにもなる。
実際は《爆弾音愛 メッシュ》が出る前にマジック・クリーチャーを出すという手札消費があるため、自己完結した3アドにはならない点には留意すること。
例えるなら、《ナゾの光・リリアング》《T・T・T》は2ターン目にクリーチャーを残しながら3ドローできるが、そのための要求値との兼ね合いで安定しないといった具合。

以下に示す他のカードとのシナジーも考えたい。

マジックとしては《アシスター・Mogi林檎》から綺麗に繋がる点に注目したい。

盤面に残るおかげで次のフレンド・バーストに繋げることもできる。
ただし、その場合は《爆弾音愛 メッシュ》や《Mogi林檎》がマッハファイター殴り返しに乗じたアタックトリガーの格好の的となってしまう点には注意したい。

また、《SC龍飛→SC風流》が場にいる状態で呪文側を唱えると、脅威の6枚ドローを叩き出す。
これが決まれば多少のハンデスディスカードを物ともしないゲームメイクが可能となる。

その他

  • 元々アビス・レボリューション期に登場した新規マジックフレーバーテキストにおける解説は役に立たないような解説であったが、とうとうこのクリーチャーのものに至っては解説を放棄している。
  • カード名の「文殊」とは仏教における知恵を司る菩薩。
    「三人寄れば文殊の知恵」という複数人で知恵を出し合うことの重要さを説いたことわざで知られるが、このカードはフレンド・バーストによって二人集まるだけで知恵を得られる。3はドロー枚数の方に掛かっているのかもしれない。
  • 語感から、感情が昂る意味合いで「マジ卍」もかかっている可能性がある。卍が地図記号で寺院を表すため、卍と文殊菩薩という仏教関連で韻を踏むこの俳句はかなり解説、考察のしがいがある一句であるといえる。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DM23-RP2
    ◆解説◆共感すれば解説などいりません。

収録セット

参考