爆熱(ばくねつ) タイガー・ヴァーム》

爆熱 タイガー・ヴァーム UC 火/自然文明 (4)
呪文
次のうちいずれかひとつを選ぶ。バトルゾーンに自分の多色クリーチャーがある場合は、両方を選んでもよい。
►自分の墓地にある、このカード以外のカードをシャッフルする。その中から1枚、見ないで選び、手札に加える。その後、残りのカードを全て表向きにして墓地に戻す。
►自分の山札を見る。その中からクリーチャーを1体選んで相手に見せ、自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。

DMR-04で登場した/自然の爆熱呪文

モードでランダムサルベージか、クリーチャーサーチかを選び、自分の多色クリーチャーがあれば両方を選ぶことができる。

サルベージ墓地にあるカードを見ずにランダムで選び、手札に加えるというもの。
不確定なので狙ったカードが来ない場合もあるが、ステロイド墓地回収は非常に貴重な存在であるため重宝されるだろう。
ちなみに、テキストには書かれてないが、回収するカードは相手に見せる。というより、公開領域である墓地からカードが1枚消えるので、どのカード手札に行ったかは分かるだろう。

サーチ《ディメンジョン・ゲート》などと同じ。
山札から必要に応じてクリーチャーを呼び出し、次に繋げたい。

両方使うことができれば最大2枚の手札を確保できるため、手札補充として使えるだろう。
ステロイド手札補充は少ないため、貴重なカードである。

  • 「自分の墓地にある、このカード以外のカードをシャッフルする。」とあるが、通常、呪文を唱えて解決し終わるまでの間は保留状態として唱えたゾーン(通常は手札)にある扱いなため、この呪文を手札回収することはできず一見すると不要なテキストに見える。
    ただ、墓地からこの呪文を唱えた場合は、墓地で保留状態になる。保留状態になったカードはほかのカードから参照されることはなくなるが、自身は参照し得る(=≪レイド・エントリー≫が該当)ため、このテキストがないと、墓地から唱えた《タイガー・ヴァーム》を回収する可能性がわずかにあった。
    • どこでもないゾーンのルールを用いていたときは、呪文を唱えて解決し終わるまでの間は、手札でも墓地でもないゾーンに移動していたため、正真正銘不要な一文だった。恐らく、墓地にカードが一枚も無かった時等、ゲーム進行上の勘違いを防ぐためで追加されたテキストだろうと思われる。
  • 多色クリーチャーがバトルゾーンにいる時起動する能力は後にレインボーナスとしてキーワード能力化された。
  • テキストに「全て」と書いてあるカードは非常に珍しい。本来であれば「すべて」と表記される。今までにないテキストであるため誤植が生じたのかもしれない。
  • カード名は龍角散から販売されている医薬品「タイガーバーム」ともかけられているのだろう。

サイクル

DMR-04で登場した「爆熱」呪文サイクル。2友好色で構成され、モード効果を選択する。自分の多色クリーチャーがあれば、両方を選択できるようになる。レアリティはすべてアンコモン

関連カード

収録セット

参考