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制御の翼 オリオティス R 光文明 (2) |
クリーチャー:ジャスティス・ウイング 2500 |
ブロッカー |
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。 |
相手が、自身のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストの大きいクリーチャーを出した時、相手はそのクリーチャーを自身の山札の一番下に置く。 |
DMR-15で登場したジャスティス・ウイング。
コスト踏み倒しやコスト軽減は、革命編に入ってから環境において強力さをましているため、著名なデッキでも侵略、【墓地ソース】、【超次元コントロール】、革命チェンジなど名目値が実質コストを上回るケースは数多い。
他にも、正しくコストを支払って出てきたマナ進化クリーチャーもマナのカードを1枚進化元にしたことによってマナの枚数が減っているので強制送還の対象となる場合がある。
コスト2と軽いので光のデッキに入れやすく、パワー2500によりギリギリ《超次元ミカド・ホール》の除去範囲外であるところが嬉しい。
ただし一度バトルゾーンに出してからの山札の下へ送るので、cipは使われてしまう。また、マナゾーンの枚数が十分に達した後のコスト踏み倒し等には反応しなくなるため、あくまで最序盤にしか機能しないのが最大の弱点である。
後に全く同じメタ能力を持つ《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》が登場。
ツインパクト故に相手のマナが伸びきった後でも腐りにくく、光のコスト踏み倒しメタとしてはあちらが採用されるケースが多くなっている。あちらと異なりブロッカーである点、パワーが500高い点で差別化を図りたいところ。
登場当初のドラゴン・サーガ環境では【墓地ソース】や【ミステリー・キューブ】に対する強力なメタとして評価されていたが、当時としても前者は《学校男》で、後者はファッティのcipでこのクリーチャーを除去できるため、それほど対処は困難ではなかった。【サイクリカランデス】をこのカードに寄せた亜種【オリオティスランデス】でもその名前を広めていた。
革命編環境では【レッドゾーン】への強力なメタとして【白青黒超次元】や【サザン・ルネッサンス】を中心に活躍していたが、メタを張るよりも「目には目を」というつもりで【速攻】で対処した方が良い場合もあったため、【レッドゾーン】に対してどうしても使わなければならないメタカードではなかった。
革命ファイナル環境では【赤黒ドギラゴン剣】が仮想敵になったが、この頃は《革命の鉄拳》や《悪革の怨草士 デモンカヅラ》で簡単に除去されてしまうため若干不遇であった。よしんば除去されなくとも《禁断〜封印されしX〜》の禁断解放に近づかれるだけでもマイナスであった。だからといって環境で全く使われなかったわけではなく、【ドレミ団】や【ジョバンニスコール】で出番を貰っていた。
新章デュエル・マスターズ環境では【赤単ブランド】に刺さる札として利用されることもあったが、【ジョーカーズ】、【白緑メタリカ】のようなウィニー中心のデッキ、【緑単ループ】のような無限マナブーストによりこのカードの能力を避けるデッキなど、刺さる対面と腐る対面にはっきり分かれるようになった。
《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》登場以降は基本的には5枚目以降の《奇石 ミクセル》として運用され、双極篇環境における【赤白“轟轟轟”ブランド】や【サザン・ルネッサンス】などでは《奇石 ミクセル》と同時に採用されていた。
【白青黒超次元】の場合はブロッカーで【速攻】に対処できること、完全に手札を枯らせていれば呪文をロックする必要がそもそもないこと、《ヴォルグ・サンダー》プランの場合は1ショットキルを行わないことから、依然としてこちらが採用されることもあったが、超天篇環境における《ヴォルグ・サンダー》の殿堂入り及びプレミアム殿堂によってライブラリアウト戦略ができなくなったため、それ以降は事情が異なっていくか。少しずつ環境に3000火力の相対数が増え、《奇石 ミクセル》に対する優位性が薄まっていった。
その後、《検問の守り 輝羅》、《天翼 クリティブ-1》などのコスト2コスト踏み倒しメタが登場し、もはや数合わせ運用すらままならなくなった。ジャスティス・ウイングなので種族的恩恵も皆無に等しく、種族を活かす見込みもない。
DMPP-22で実装。
マナゾーンから複数のクリーチャーの踏み倒しは、出す予定のカードをすべて保留状態にしてから1枚ずつ出していく。
保留状態になったマナゾーンのカードは最大マナではなくなるため、《制御の翼 オリオティス》に有利な数え方で不正を裁いていく。
対応済みの不具合 |