王道(おうどう)弾丸(だんがん) ジョリー・ザ・ジョニー》

王道の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー SR 無色[ジョーカーズ] (11)
クリーチャー:ジョーカーズ 16000
G・ストライク
バトルゾーンまたはマナゾーンにある自分のジョーカーズ1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
自分の他のジョーカーズすべてのパワーを+4000する。
このクリーチャーは、出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる。
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計5枚以上あれば、文明を1つ選ぶ。このターン、相手はその文明を持つ呪文を唱えられない。

DM24-BD2で登場した無色ジョーカーズ

まず、コスト軽減については、チャージするカードをすべてジョーカーズにしておけば、バトルゾーンが空でも最速で6枚チャージにより11-6=5となって召喚可能になる。構築にもよるが、【ジョーカーズ】メインデッキ40枚に非ジョーカーズは最小限にとどめるため、その通りになりやすいだろう。

それに加えてバトルゾーンのジョーカーズ《ヤッタレマン》コスト軽減も含めれば、名目コストが11とは思えない軽さで登場できる。
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》《ヤッタレマン》《パーリ騎士》という動きでも4ターン目に召喚可能。この速度感でもジョーカーズレベル5は達成済み。
回り方にもよるが十分先攻4ターン目に複数体並ぶ余地がある。

バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる能力、T・ブレイカーcipで限定的な呪文ロックを課すためアタッカーとしても十分強力で、G・ストライクでシールドゾーンでも受け札として機能する。

常在型能力パンプアップはおまけに見えるが、上昇幅は+4000とそれなりに高く、火力を凌ぐには十分な数値。横並びが得意なジョーカーズにとって天敵である《飛翔龍 5000VT》《「オレの勝利だオフコース!」》対策になり得ることを考えれば、決して侮れるようなものではない。
自身のパワーも高く、呪文封じと合わせて一気に切り込んでいける。総じて相手への1ショットキルに集中したクリーチャーと言える。

  • 細部は異なるが、《ガンバトラーG7》の強化版とも言える性能を持つ。ただ、疑似スピードアタッカーの対象が自身のみなのと味方全体なのでは、無視できない差がある。

環境において

DM24-BD2発売日、このカードを2枚入れた【無色ジョーカーズ】が74名参加のオリジナルCSで準優勝した。発売2日目には《ガンバトラーG7》と8枚体制とした【ガンバトラージョーカーズ】が32人参加のオリジナルのチャンピオンシップで優勝。

DM24-RP3期から《消王ケシカス》とのセットが目立つようになった。このセットでカウンターは粗方封殺できる。なぜこの時期になって《消王ケシカス》の採用率が上向いたかというと、《ベイビーポンの助》が参入したことでそちらで時間稼ぎすることで《消王ケシカス》を立てる余裕ができるようになったためである。

DM24-EX2にて、より召喚を狙いやすいクリーチャー封じの可能な《夢の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー》が登場。登場早々からこの2枚を併せて殆どのカウンターを封じる型の【無色ジョーカーズ】が入賞している。

関連カード

収録セット

参考