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夢の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー SR 無色[ジョーカーズ] (7) |
クリーチャー:ジョーカーズ 10000 |
G・ゼロ:コストが異なる自分のクリーチャーが5体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。 |
バラエティ・ブレイカー(このクリーチャーは、コストが異なる自分のクリーチャーの数、シールドをブレイクする) |
このクリーチャーは、出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる。 |
このクリーチャーの攻撃中、相手は自分のクリーチャーと同じコストのクリーチャーを召喚できない。 |
コストが異なる自分のクリーチャーが5体以上あればG・ゼロで出せ、出たターン、相手プレイヤーを攻撃でき、そして新能力バラエティ・ブレイカーでコストが異なる自分のクリーチャーがいるだけブレイク数が増える。また攻撃中、自分のクリーチャーと同じコストのクリーチャーを相手は召喚できない。
全体的に、異なるコストの味方クリーチャーが展開されていればいるほど強くなる性能を持つ。
G・ゼロの条件を最低限満たした時点で、5つ以上の異なる数字のクリーチャーの召喚を妨害しつつ、5つ以上のシールドをブレイクしにいける強烈な打点として扱える。ノーコストで場に出た上で即座に攻撃でき、相手がシールド追加でもしていなければ、S・トリガー獣をあらかた封殺しながら、シールドをすべて割れる。
G・ゼロで出す事が出来ればS・トリガー獣を封じながら実質ワールド・ブレイカーとして攻撃できるが、S・トリガー呪文やコスト不一致のS・トリガー獣は素通しでトリガーメタとしては何とも中途半端。
第一、5体も横展開している時点で打点は足りている可能性が高く、これを出しても過剰打点になりがちである。
また、コストの違うクリーチャー5体を並べるというのは一番軽い1〜5の5体で満たすとしてもマナカーブが相当歪になり、その上で余程都合の良い手札が来ないと実現が難しい。
デッキによってはそもそもデッキ内のクリーチャーのコストが4種類以下で条件達成が不可能という場合も多い。
全体的に、これを出す頃には趨勢は既に決しておりこれ自体が勝ちには繋がりにくく、そのくせにG・ゼロ条件が厳し過ぎるという欠点が目立つ。
とはいえ、過剰打点も無価値ではない。このクリーチャーが採用されるデッキは必然的にブレイカー能力を持たない小型が多く、疑似ワールド・ブレイカーを持つこのクリーチャーが攻撃するか否かでシールド一掃後にとどめを刺せるクリーチャーの頭数が大きく異なる。ゆえに、ロック手段がほとんどないG・ストライクや、シールドが全損後に真価を発揮する革命0トリガーのようなS・トリガー以外の防御札への耐性も同時に向上するといえよう。
総合的に考えて、バリエーション豊富かつ強力なメタや展開の補助ができる低コストクリーチャー、大幅なコスト軽減や踏み倒し効果を持つクリーチャー、手札を爆発的に増やせるカード、敵クリーチャーを無条件に除去・無効化できるカード、呪文をロックできるカードを、それぞれバランスよく採用できるが、クリーチャーS・トリガーへの対策だけがピンポイントで抜けている横並べ特化ビートダウンデッキが望ましい。どんなデッキにも入れられるとは言えど、現時点ではやはり【無色ジョーカーズ】が最良の就職先と考えられる。
召喚ロックに関しては自身のコストも参照されるのでコスト7は確実に防げる。
コスト2も初動となる《ヤッタレマン》や《ネフェルカーネン》があるので防げるも同然だろう。
環境によって厄介なS・トリガー獣を防げるように考えておきたい。
同じような条件でコスト軽減できるハイパーエナジーとの相性は良い。あちらの軽減条件を満たすことがそのままこちらのG・ゼロ条件の達成に近づき、高コストのハイパーエナジークリーチャー本体で更に条件が進む。ハイパーエナジーのタップによって攻撃できるクリーチャーの頭数が減っても、このクリーチャーの高打点でカバーしやすい。
ブロッカーで攻撃を防がれると、せっかくのロック&高打点が無意味になるのが難点。いくらG・ゼロで出せると言っても、シールドに手が届かなければ「コストが異なる自分のクリーチャーが5体以上」揃えることの手間に見合っているとは言い難い。
あらかじめ、ブロッカーを除去しておくか、このクリーチャーにブロックされない効果を与える手段を用意しておきたい。
幸いニンジャ・ストライクも条件を満たせば防げるため、コスト3のクリーチャーを出しておけば不意の《光牙忍ハヤブサマル》による即席ブロックの心配もない。
構築次第では複数体同時に出すのも手。当然互いに同じコストであるため能力面の強化はないが、後続の同カードを邪魔することもない。一度G・ゼロの条件を満たせば、即時高打点をノーコストで複数展開できる。
また、呪文やタマシードはロックできないという問題点もある。逆転撃で攻撃を止められてしまうとせっかくの能力も無力になってしまう。
他にも、《ヘブンズ・ゲート》や《ヴィオラの黒像》などのように、召喚ではなく非クリーチャーからのコスト踏み倒しによって出されるクリーチャーも阻止できないなど、穴が多い。この点は、同じジョーカーズの《王道の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー》や《ジョジョジョ・マキシマム》で対策したい。
【無色ジョーカーズ】で使うなら、1ターン目《ベイビーポンの助》→2ターン目《ヤッタレマン》A→3ターン目任意の3コスト+《ヤッタレマン》B→4ターン目任意の4or5コスト+《王道の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー》、で最速で条件を満たせる。1ターン目が《ジョジョジョ・ジョーカーズ》なら、3ターン目の「任意の3コスト」を《パーリ騎士》にするか4ターン目の「任意の4or5コスト」を「4コスト」にし、余った1マナで《ベイビーポンの助》または《ガンバトラーG7》を出す。
流石にそのままでは要求値が高すぎるので、《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》や《ヘルトッQ》の大量ドローを絡ませたい。
【無色ジョーカーズ】用 |
DM24-EX2の、ドリーム・クリーチャーの通常クリーチャー版リメイク。
《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》に当たるもののみ登場していない。