《
|
目玉坊ちゃんズ R 火文明[ジョーカーズ] (6) |
クリーチャー:ジョーカーズ 3000 |
スーパー・S・トリガー(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。その時自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーにS能力を与える) |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次の自分のターンのはじめまで、自分を攻撃するクリーチャーをすべて、攻撃の後、破壊する。 |
S−このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、クリーチャーはプレイヤーを攻撃できない。 |
自分を攻撃するクリーチャーに対して攻撃後に自壊させるようにするcipと、スーパー・S・トリガーでプレイヤーへの攻撃を禁止する能力を持つ。
『自分を攻撃するクリーチャー』と言うのはシールド、もしくはプレイヤーへ攻撃する事が決定されたクリーチャーが該当する。
つまり、ブロッカーによって攻撃先を変更された場合でも、攻撃したクリーチャーはブロッカーに勝っても結局破壊されるという事である。
なお、このクリーチャーが相手クリーチャーの攻撃によるブレイクによってS・トリガーで出た場合、シールドをブレイクした相手クリーチャーは破壊される。(S・トリガーの処理は攻撃中に含まれるため。)
この様にチャンプブロックをスレイヤーの如く強化できたり、S・トリガーで出れば最低1体は破壊できるものの、相手の残ったクリーチャーが自爆覚悟で一斉突撃を加えることも考えるとcipによる防御力は薄目だろう。
やはりスーパー・S・トリガーで生き残るために採用したい。
コスト6なので《ビックラボックス》や《灰になるほどヒート》でバトルゾーンに出せる利点はある。ささやかな防御も兼ねて。
テキストからは一見分かりにくいが、自分を攻撃した相手クリーチャーをその攻撃後に破壊する能力はその場にいる相手クリーチャーではなくプレイヤーに対してかかっているため、このクリーチャーを出した後から出てきたクリーチャーにも適用されるルールである。
一方、スーパー・ボーナスのcipはバトルゾーンに出た時にその場にいるクリーチャーにだけ適用されるため、キリフダッシュなどでcipの解決後に出たクリーチャーは対象にはならずプレイヤーを攻撃できる。
それまでも《天使と悪魔の墳墓》が入るコントロールや【パロミラフォーミュラ】のパーツとして見かけることがあるカードだったが、本格的な活躍はDMEX-18終期のオリジナル。【青魔導具】に採用され、準優勝の実績を残した。
この頃の環境で流行していた《アルカディアス・モモキング》や《禁断英雄 モモキングダムX》、《∞龍 ゲンムエンペラー》で無効化されない、【青黒退化】/【青黒緑退化】対面ではある程度安定してスーパー・S・トリガーを発動できる、などが採用理由と思われる。
2022年8月に2週連続でアドバンス・オリジナルを各1回優勝した【我我我ブランド】にも【JO退化】対策として3枚投入されていた。そちらには受け専門の札として《SMAPON》も【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】対策に4枚投入されており、フルパワー構築が原則の【我我我ブランド】としては異質な構成であった。同時に、不純物を多少入れてもデッキとしては十分回ることが証明されたとも言える。
DMRP-04魔で登場したスーパー・S・トリガークリーチャーサイクル。
Q.自分のターンに《目玉坊ちゃんズ》をバトルゾーンに出しました。相手がスピードアタッカーを出して攻撃した時、攻撃の後でそのクリーチャーは破壊されますか?
A.はい、破壊されます。通常であれば出た時の効果の及ぶ範囲のクリーチャーはクリーチャーを出した時点でバトルゾーンにいるクリーチャーに対してのみ限定されますが、この場合は効果がプレイヤーに対してかかっており、自分を攻撃した時点でチェックされます。
引用元(2019.7.2)
Q.相手のクリーチャーが自分を攻撃して、シールドがブレイクされました。自分はそのシールドから《目玉坊ちゃんズ》を「S・トリガー」で召喚しました。「出た時」の能力で、《目玉坊ちゃんズ》のシールドをブレイクした相手のクリーチャーは破壊されますか?
A.はい、破壊されます。クリーチャーが自分を攻撃している間に《目玉坊ちゃんズ》が出た場合、その攻撃クリーチャーも「出た時」の能力によって、攻撃の後に破壊されます。
引用元(2022.6.3)