聖皇(せいこう)エール・ソニアス》

聖皇エール・ソニアス SR 光文明 (5)
進化クリーチャー:グラディエーター 8000
進化−自分のグラディエーター1体の上に置く。
W・ブレイカー
相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)

DM-11で登場した初の進化グラディエーター

アンタッチャブル能力持ちのファッティ

登場当時は、高パワーかつ大抵の除去手段や干渉効果を受けつけないため場持ちが非常に良く、登場当時はそう簡単に止まらない強力なクリーチャーだった。グラディエーター種族デッキにおけるフィニッシャーの代表格であり、種族の特性である守りの堅さからこのクリーチャーに繋げるのが必勝パターンのひとつ。

《光器ペトローバ》《光器ユリアーナ》などと比べると、アンタッチャブルの対策として有効な全体火力破壊できないパワーである点がかなり大きく、登場当時はデッキによっては普通の除去手段が見つからないことすらあった。「選ばれない」高パワークリーチャーがどれほどの決定力を持っているかの好例であり、聖拳編環境当時は【除去コントロール】ミラーマッチ対策兼フィニッシャーとして候補に挙がることもあり、【アクアンホワイトブラック】でも重宝した。

しかし当時としてもアンブロッカブルスレイヤーである《腐敗電脳メルニア》で接触するという抜け道があったため、対策すれば何とかなるフィニッシャーではあった。

後にインフレが進むと、早期にパワー8000を超えるクリーチャーを容易に場に出せるようになり、さらにマッハファイターの登場などによりアンタッチャブルだろうと関係なく殴り倒されるようになってしまった。選ばせ除去や強力な全体除去が増えたため、場持ちも登場当時ほどは期待できない。
そもそもグラディエーターという種族自体がマイナーになっていってしまったため、現在では活躍は難しいだろう。

  • 長らく1コストの進化元に恵まれなかったが、DMRP-11にて15年の月日を経て《宣凶師ツモドビル》が登場。しかしこのカードはとっくに環境から姿を消しているため、あまりにも遅すぎる誕生といえる。強化といえば強化だが、焼け石に水でしかない。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMPP-05
    数多のドラゴンを討ち取る戦果を挙げたものは「聖皇」と呼ばれる。選ばれし宣凶師は戦いの中で「聖皇」へと進化していく。

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考