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腐敗電脳メルニア UC 水/闇文明 (2) |
クリーチャー:リキッド・ピープル/ゴースト 1000 |
スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する) |
このクリーチャーはブロックされない。 |
《キャンディ・ドロップ》と《嘆きの影ベルベットフロー》を足したカードであるが、コストは2。
同エキスパンションは強力な多色カードが初めて収録された弾だが、その中でもこのカードのコストパフォーマンスは一際光っている。
スレイヤーとアンブロッカブルがシナジーを形成しており、ブロッカーに邪魔されずバトルで1:1交換が出来る。
速攻のエースである《デュアルショック・ドラゴン》や《音速 ガトリング》、《侵略者 バロンスペード》といった対処しづらいクリーチャーを殴り返して除去できる。コストも軽く、先に出しておけば相手を大いに牽制できるだろう。
【ジャック・ヴァルディビート】や青黒などの動きの早いビートダウンで良い動きをする。ブロッカーをすり抜けてシールドをブレイクし、殴り返しを受けても必ず道連れにできる。
相手のウィニーをこまめに除去出来る構築にすれば、相手は《メルニア》の対処がより困難になるだろう。
反面でパワーは1000と非常に低く、火力やパワー低下に対して弱い。全体除去の巻き添えで簡単に破壊され、cip能力を使った後の適当なウィニーに相打ちされてしまう。軽く、常在型能力でパワー低下し続ける《ローズ・キャッスル》は天敵ともいえる存在。
同じ文明には、パワー2000の《封魔ハリセンモン》のようなクリーチャーもいるので、スレイヤーよりもパワーを重視するならばそちらを使うのでもいいだろう。逆にそちらは《ローズ・キャッスル》にめっぽう強い。
優秀なスペックには違いないので、水と闇の入るビートダウンでは未だに採用を検討できる一枚である。