聖者(せいじゃ)精霊龍(せいれいりゅう) セレナーデ》

聖者の精霊龍 セレナーデ SR 光/水文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍 7500
ブロッカー
W・ブレイカー
「スピードアタッカー」を持つクリーチャーはすべて、バトルゾーンに出たターン、攻撃できない。

DMR-22で登場した/エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍

スピードアタッカーを封じる貴重な能力を持つ。
ただし《ディオーネ》を攻撃できるようにしてただ大きくしただけの淡白なスペックであると言わざるを得ない。
その分が追加されエンジェル・コマンド・ドラゴンかつブロッカーであることから《ドラゴンズ・サイン》《ヘブンズ・ゲート》対応になった点を活かしていきたいところ。

現実的には3コストチャージャーから繋いで4ターン目に《ドラゴンズ・サイン》から出すのが最速だが、言い換えるとそれより早いターンに出されたスピードアタッカーにはノータッチである。これこそがスピードアタッカーメタとしてほとんど評価されない要因である。パワー7500というのも登場時の環境で積極採用されていた《革命の鉄拳》で参照する火のドラゴンの多くが当てはまるラインなので、身も蓋もない言い方をすれば除去されればおしまいであった。

【ヘブンズ・ゲート】で使用する場合、スピードアタッカー以外のクリーチャータップインで足止め可能な《閃光の神官 ヴェルベット》の存在が気がかりとなる。だがこちらはエンジェル・コマンドとして扱えるため、《聖霊王アルファリオン》型なら一考の余地があるか。しかし、上記にもあるようにこのカードより早いターンに出されたスピードアタッカーにはノータッチである点や双極篇以降のエンジェル・コマンドのカードプールの増加により、依然立場は厳しいものがある。

黎明期の【青黒緑デッドダムド】に採用を検討されることもあったが、役割が被るカードとして既に《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》が登場していたため実際には全く環境で見かけられなかった。

  • 使いづらいカードでもなるべく酷評を避ける『デュエル・マスターズ 超全集 革命ファイナル』では「周囲に火デッキが多い状況なら、大活躍してくれる1枚だ!!!」とスピードアタッカーメタとして評価されていたが、当時としてもこれを立てて構えている頃には《伝説の禁断 ドキンダムX》封印を心配すべき状況であることが少なくなかった。
  • セレナーデとは恋人のために演奏される楽曲のこと。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考