豪運の絆(シュプリーム・リンク)

豪運の絆 R 水/火文明 (2)
呪文
S・トリガー
次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶自分の手札を2枚まで、好きな順序で山札の下に置く。その後、その枚数より1枚多くカードを引く。
▶相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。

DM24-EX4で登場した/呪文

モード手札交換か、バウンスによる確定除去かを選択するS・トリガー

第一の能力である手札交換は、自分の手札を2枚まで選び山札の下に戻した後、戻した枚数+1枚だけドローする能力。
同じコスト2の手札交換呪文である《ニンプウ・タイフーン》と比べると、交換可能な枚数に上限が付いたが枚数が任意となっている。不要なカードだけを戻せるため手札の質は上げやすい。
また、《エマージェンシー・タイフーン》《勇愛の天秤》などと比較すると、カード山札の下に送られるため墓地肥やしには使えず、また再利用もしづらい。
その分、手札交換できる枚数自体はあちらより多くなっているため、コンボパーツなど目的のカードに辿り着きやすい。
また、手札の特定のカードだけを山札に戻しつつ、なおかつドローロックを発生させないカードはかなり希少。ヨビニオン《未来王龍 モモキングJO》【ミラクルとミステリーの扉】系統のガチャデッキでは、呼び出し元の回収と呼び出し先の再装填を、手札枚数を減らさずに同時に遂行可能。

最大3枚ドローできるため、この呪文を唱えたターン中に《爆裂英雄 A・R・T》攻撃すれば、ちょうどあちらのアタックトリガーバウンス&追加ブレイクを発動できるようになる。デザイナーズコンボだろう。

第二の能力は、シンプルな無条件のバウンス能力。自分を対象に取れなくなった《スパイラル・ゲート》といったところ。
他の類似カードと同様、2という低いコストから手打ちもできるS・トリガー確定除去として扱いやすい。

メインデッキの全身をリソース基盤化することが大前提となる【白青赤ゴスペル】では、手札交換除去が1つに詰まっているため採用が検討できる。

単なる除去札としては単色《スパイラル・ゲート》に劣るものの、不要な場面でも手札交換札として使用可能であり、総じて非常に汎用性の高い1枚。
一方、翻せばどちらの効果にも優秀な競合カードが存在するということでもあるため、採用する際にはデッキの性質を踏まえて検討したい。

サイクル

DM24-EX4にてコラボしたにじさんじ所属VTuber10人のうち1人ずつが描かれたレア2色呪文サイクル
S・トリガーまたはG・ストライクのどちらかを持っている。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考