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魔弾グローリー・ゲート P 光文明 (3) |
呪文:ナイト |
KM−自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からナイトを1枚手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。 |
ナイト・マジック(バトルゾーンに自分のナイトがあれば、この呪文のKM能力をもう一度使ってもよい) |
ナイト・マジックを持ち、山札を3枚を表向きにしてナイトを手札に加える。
サーチの性質が強い手札補充カード。
ナイト・マジック発動時でも、手札の枚数上のアドバンテージは《エナジー・ライト》と一緒だが、実に6枚もの山札を掘り返すことによるデッキ回転性能はすさまじい。
種族にナイトを持つため《魔光死聖グレゴリアス》でのサルベージが可能であり、ナイト・マジックを持つため《魔光ドラム・トレボール》でのコスト軽減や《氷牙の魔筆マクシミリアン王》にも対応している。
《魔弾バレット・バイス》や《魔光王機デ・バウラ伯》をサーチして中盤に繋ぎつつ、《魔弾デュアル・ザンジバル》や《魔弾ソウル・キャッチャー》といった、様々な役割を持つナイト呪文を適当な場面で手札に引き込んでおくことが出来る。
《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》をかき集めてG・ゼロで展開すれば、容易に堅牢な防御網を築くことも出来る。
呪文コスト軽減があれば性能を増し、《魔光ドラム・トレボール》や《氷牙フランツI世》を展開できれば、サーチしたナイト呪文を次々と連射する【ナイト】らしい強力な動きも可能。
《魔光王機デ・バウラ伯》や《魔光死聖グレゴリアス》とのマナカーブもよく、そちらをサーチしながら《魔弾グローリー・ゲート》をサルベージ出来る。《魔弾グローリー・ゲート》で《魔弾グローリー・ゲート》をサーチする動きも強力。
何度も使っていれば、山札を一周以上するのも珍しい事ではない。
DMC-46ではデザイナーズコンボが形成されており、《魔弾グローリー・ゲート》 で《魔弾アルカディア・エッグ》や《魔光大帝ネロ・グリフィス》をサーチしつつ、《魔弾アルカディア・エッグ》の発動条件を満たし《魔光大帝ネロ・グリフィス》のコスト踏み倒しが出来る。
《魔光大帝ネロ・グリフィス》でのコスト踏み倒し用ナイト呪文も、《魔弾グローリー・ゲート》で手札に引き込むことが出来る。
【ナイト】であれば、高いコストパフォーマンスと安定感を発揮するカードである。
《魔光大帝ネロ・グリフィス》がデッキに入っていなくても、《魔弾グローリー・ゲート》単体で採用する価値は十分にあるといえる。
欠点は、ナイトしか手札に加えられないことと、選ばなかったカードを山札の下に送るため、デュエルの間に引く可能性が低くなること。
フィニッシャーやキーカードがナイトを持っていない場合、それらを自力で引く必要があり、肝心な時に手札にそれらがないということも起こりえる。デッキ回転にものを言わせて、山札調整してターンの初めのドローで引くという荒業も出来るが、タイミングは中盤以降になってくる。
フィニッシャーや打点に《魔光帝フェルナンドVII世》や《天雷の聖霊ユリウス》といったナイト種族のものを採用したり、《魔弾オープン・ブレイン》などの他のドローと併合するなどして工夫したい。
また、デッキのナイト比率が低いと不発が起こりやすい。
ナイトが少ない【ナイト】では、別のドロー札を使うことを検討したい。
《魔弾グローリー・ゲート》を使うときは、山札を容易に一周するため、出来るだけ山札の一番下に戻したカードと順番を覚えておきたい。
面倒かもしれないが、山札調整して狙ったカードをターンの初めのドローで引くには必要になってくる過程である。
優秀な【ナイト】のエンジンだが、なかなかクセの強いカードでもあり、プレイヤーの腕を問う場面も多いだろう。
Q.《魔弾グローリー・ゲート》の効果で、ファンキー・ナイトメアを1枚手札に加えられますか?
参照:《極・龍覇 ヘルボロフ》
A.はい、加えられます。
(総合ルール 203.3) 引用元(2022.1.14)