【グラスパーランデス】

《グレート・グラスパー》ビートダウンしながらその能力でランデスクリーチャーコスト踏み倒しによって出してアドバンテージを取るデッキ。主に/自然の2色を基本としてをタッチするが、色としては自然が強く出る。

グレート・グラスパー SR 自然文明 (8)
NEOクリーチャー:グランセクト 14000
NEO進化:自分の自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。
自分のNEOクリーチャーが攻撃する時、それよりパワーが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。

主要カード

《グレート・グラスパー》コスト踏み倒しの核

サポートカード

《トレジャー・マップ》相性抜群のサーチ手段
《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》
《キング・シビレアシダケ》メインの初動マナブースト
《口寄の化身/強欲の王国》
《巨大設計図》マナゾーンに埋める手札を補充
《ジャンボ・ラパダイス》
《フェアリー・ギフト》貴重な早出し手段
《ミステリー・キューブ》
《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》
《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》マナブーストを持つツインパクト
《ボルシャック・栄光・ルピア》マナブーストを持つドラゴン進化元
《剛撃古龍テラネスク》
《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》マナブーストを持つツインパクトドラゴン進化元
《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》
《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》cipトラップ呪文を唱えた時コスト6以下の自然クリーチャーマナゾーンから出す
《幻影 ミスキュー》《グラスパー》の早出しや《チュラルゴ》を起点としてのファッティの踏み倒しなどが仕事
《モモキング -始丸-》サーチ墓地肥やしを持つスピードアタッカーシンカパワーパンプアップ
《王来英雄 モモキングRX》手札交換進化先を踏み倒すスピードアタッカー。強力なシンカパワーを持つ

ランデス手段

フィニッシャー

《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》引ければ強い安全な勝ち筋
《勝利宣言 鬼丸「覇」》運次第でゲームエンドに持ち込むフィニッシャーツインパクトと好相性

このデッキの使い方

理想の流れとしては2ターン目に《未来設計図》を唱え、3ターン目に《キング・シビレアシダケ》召喚。4ターン目に《剛撃古龍テラネスク》でマナを伸ばし、5ターン目に《グレート・グラスパー》を召喚。後は《グラスパー》でビートダウンを行いつつ踏み倒したクリーチャーのcip《偽りの王 ヴィルヘルム》のマナブーストなどでアドバンテージを取ることで制圧を目指すとよい。

長所

《グラスパー》自体が高パワーで打点が高いので、《グラスパー》1体で継続的にビートダウンする展開であってもそこまで不利であるとは言い切れない。《異端流し オニカマス》などのコスト踏み倒しメタは厳しいように見えるが、場に出ることでcipトリガーすれば取り敢えずはアドバンテージを稼げるため、後はグラスパーの打点とパワーで押し切ることが可能。

《巨大設計図》を軸とすると4ターン目に楽に8マナまで伸ばせるため、手札事故のリスクを負えば速度も確保できる。

高コストクリーチャーで固める都合上《テック団の波壊Go!》には強い。防御を《波壊Go!》に依存しているデッキは比較的有利な対面である。

サーチや手札補充の手段は一通り揃っているので、殿堂入りカードの《メガ・マナロック・ドラゴン》を引き当てるハードルは低い方である。身も蓋もない言い方をすると、《マナロック》のカードパワーに任せてしまうことがゲームにおいて有効に作用するケースが多い。

短所

そもそも《グラスパー》ありきのデッキなので、《グラスパー》を召喚できる8マナまで伸ばさないと有利な展開は期待できない。《キング・シビレアシダケ》や《テラネスク》が引けないと格段とデッキの速度が落ちるため、手札事故は大きな弱点の1つである。

基本的に5ターン目以降にランデスを始めるなど初動は遅めであり、現環境ではそれ以降遅延して勝つというようなコントロールとして動くことは難しい。《マナロック》を運良く引けたらまず《マナロック》でビートダウンするプレイングとなる。

【サイクリカランデス】の場合は、呪文を踏み倒せる機構を持つことなどから超次元呪文による汎用性の高い戦略を取ることができる。それに対してグラスパーランデスはビートダウンしながらランデスを行う以外の勝ち筋を持たず、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》《勝利宣言 鬼丸「覇」》といったフィニッシャーも引ければラッキーという程度の立ち位置に過ぎない。デッキとしての汎用性の低さが最大の弱点といえよう。

参考