【赤青龍世界】
概要
《マジック・A・セミプーロ/♪閑かさや とにかくブレイン 蝉ミンミン》のような山札の上を操作できるカードと《龍世界 〜龍の降臨する地〜》を組み合わせ、4ターン目に大型ドラゴンを踏み倒すコンボデッキ。
【連ドラ】の一種で、元々《竜のフレア・エッグ》を利用した構築は存在していたが、DMEX-12の《龍世界 〜龍の降臨する地〜》の登場で成立、さらにDM23-RP1で強化パーツを獲得し現在の形が確立された。
龍世界 〜龍の降臨する地〜 VR 火文明 (3) |
ドラゴニック・フィールド:ドラゴン・ワールド |
自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。それが進化ではないドラゴンなら、このフィールドを墓地に置いてもよい。そうしたら、そのドラゴンを出す。 |
主要カード
候補カード(ドラゴン)
候補カード(ドラゴン以外)
このデッキの回し方
まずは2ターン目に山札操作カードを使い、山札の上から2番目にドラゴンを仕込む。そして3ターン目に《龍世界 〜龍の降臨する地〜》を使う。
すると4ターン目の初めに《龍世界》の効果で、仕込んだドラゴンを踏み倒せる。
そしてそのドラゴンを軸に攻め立てていく。
長所
大型ドラゴンをかなり素早く踏み倒せるため、その制圧力で一方的な展開に持ち込みやすい。
また大型ドラゴンは《龍世界》で踏み倒すため、《超神龍バイラス・カースド》のような文明の合わないドラゴンも採用可能。
S・トリガーなどに対しても、《龍世界 ドラゴ大王》のようなロックや《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》のようなシールド焼却で対処しやすい。
短所
《龍世界 〜龍の降臨する地〜》はコスト踏み倒しメタに非常に弱く、《とこしえの超人》や《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》はもちろん、墓地から踏み倒すため《若き大長老 アプル》にも引っかかってしまう。
またカード指定除去やエレメント除去にも弱く、《ザーク・砲・ピッチ》や《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》で《龍世界》を除去されれば目も当てられない。
踏み倒しメタの対処に《イデア・パラドックス》などを使うとしても、そのターン中に山札操作ができなければ、《龍世界》の踏み倒しも不発になる危険性が高く、毎ターン踏み倒しメタを出されれば《龍世界》は完全に機能停止してしまう。
この点については、ターンのはじめに《*/零幻ノギューゾ/*》で踏み倒しメタを除去してから《龍世界》の効果を使えば比較的円滑に踏み倒しがてきる。
《龍世界》への除去も、《ビシット・アメッチ》のウルトラ・セイバーで守るなど、対策できなくはない。
また大型ドラゴンで勝ちきれない展開になると、2回目の《龍世界》の起動にもたついて、その間に逆転されることもありがち。
参考