海龍神(かいりゅうしん)クリスド》

海龍神クリスド SR 水文明 (10)
クリーチャー:ファイブ・オリジン・ドラゴン 15000
ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
T・ブレイカー
自分のドラゴンが出た時、カードを5枚まで引く。
相手は、自分の手札の枚数より小さいコストの呪文を唱えられない。

DMEX-18で登場したファイブ・オリジン・ドラゴン

コスト10パワー15000、ジャストダイバーを持つT・ブレイカー
そして自身を含む自分のドラゴン全員に5ドローcipを疑似付与し、さらにこちらの手札の枚数よりコストの小さい相手の呪文ロックする。

自ら5ドローしつつ手札枚数に応じた呪文ロックを掛けられることから自己完結性は高いものの、コスト10を支払って出すには少々割に合わない。
2ドローcipコスト10以上に対するコスト4軽減を併せ持つ《流星のガイアッシュ・カイザー》は補完役としての相性が非常に良い。
ドラゴンに反応する置きドロー能力を活用するなら、上記《ガイアッシュ》を始めとするサポートカードで早期着地させた上で、ニンジャ・ストライクS・バック持ちドラゴンを大量に搭載し自分・相手ターンに間断なくドラゴンに供給できるようにすると良い。《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》墓地リセットついでにドロー誘発剤として使うのも悪くない。
とは言え、1体辺りのドロー数自体は多いので、2、3体分トリガーさせればほぼ相手の呪文封じることが出来るだろう。

パワーも15000と非常に高く、《百族の長 プチョヘンザ》ファイナル革命除去されない上に《砕慄接続 グレイトフル・ベン》にも当たり負けしない。

ルール

環境において

登場からしばらくは【青赤緑ガイアッシュ覇道】【白ガイアッシュ覇道】を中心に《流星のガイアッシュ・カイザー》採用型デッキ全般で使われていた。

【青赤緑ガイアッシュ覇道】【白ガイアッシュ覇道】の場合、当然だが《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》ドローの誘発剤になる。大量ドローによって2枚目以降の《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》を安定して供給することができ、呪文ロックによって安全に連続して《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》で追加ターンを得ることができる。革命チェンジ持ちのドラゴンでドロー機会を稼ぎ、《メガ・マナロック・ドラゴン》《時の法皇 ミラダンテXII》などの詰め札を引っ張り込むというゲーム運びもあった。

しかし徐々に呪文ロックとしてもリソース確保手段としてもより軽くて取り回しの良い《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》に立場を譲るようになり、王来MAX環境に入ってしばらくするとほとんど見かけなくなった。

アビス・レボリューション環境では使われてアドバンス【4色ロマノグリラ天門】《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》から呼び出すぐらいか。

背景ストーリーにおいて

原初の世界の支配者である五龍神の1体、海の龍神。蒼狼の一族に敗れたことで大地に封じられ、後の水文明の礎となった。

その他

サイクル

DMEX-18で登場した5体の五龍神。全てコスト10かつ種族ファイブ・オリジン・ドラゴンのみ。
Kaijudoの「Monarch」サイクルを元ネタとしており、それぞれの文明に関するキーワード能力ドラゴンを条件とする固有能力を持つ。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMEX-18
    その龍神は、水が流れ続けるように常に新しい理論を構築していた。
  • DM24-SP1
    ばり大きかね~!― 蒼斬しのぶ

収録セット

参考


公式Q&A

  • 4つ目の能力について

Q.相手の《海龍神クリスド》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》の「攻撃する時」の能力で、墓地から唱えることのできない呪文を選び、山札の下に置けますか?
類似例:《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》の「出た時」の能力
A.いいえ、選べませんし、山札の下にも置けません。カードの使用が禁止されている場合、使用するカードを選ぶこともできませんので、「そうしたら」や「その後」の処理を行うこともできません。
引用元(2022.02.18)

Q.《海龍神クリスド》のテキストにある「自分の手札」とは、どちらのプレイヤーの手札を指しますか?
A.《海龍神クリスド》を出しているプレイヤーの手札を指します。例えば、《海龍神クリスド》を出しているプレイヤーの手札が5枚ある場合、相手はコスト4以下の呪文を唱えられなくなります。
引用元(2022.02.18)


[1] クリスタル・コマンド・ドラゴンは「龍素」によって生まれた存在であり、これは《クリスド》の時代から直接繋がる超獣世界(エピソード3以前の世界)には登場していない概念である。とはいえ、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》によると《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》は「強い龍素、あるいはそれ以上の力」を持つらしいので、リキッド・ピープル閃達の様な活用方法が確立されていなかっただけで龍素自体は存在していた模様。