マズキ
漫画・アニメ『デュエル・マスターズ WIN』シリーズのキャラクター。
アニメでの担当声優は松田健一郎氏。
強面のヤンキーで、他人のカードを奪い、イカサマもする卑劣漢。ケンドラという子分を連れている。
- 使用するデッキが毎回異なり、強豪のコピーデッキや大会で活躍しているデッキを使用している。
また、続編の『決闘学園編』の第40話ではナレーターに「ミーハーでお馴染みのマズキ」と言われている。
実力はともなっておらず、ケンドラからも「そのプレイング、強豪プレイヤーみたいっス!」と太鼓持ちされながらも微妙に軽く見られている。
- 決闘学園編からは「まずまず〜」「マズい」が口癖になった。
- 名前の由来は漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場人物、『佐野万次郎(マイキー)』からだと思われる。
(美味い↔不味いの言葉遊びか?)
漫画版
チバ連合の総長。
斬札 ウィンの行きつけのカードショップに現れてカレンからカードを奪い、いいやんをハンマーで殴りつける暴力を見せつけた。
使うデッキは、プリンス・カイザが日本一決定戦で使っていたデッキのコピー。
ウィンとのデュエマでは《ボルシャック・フォース・ドラゴン》によるワンショットを狙うも、S・トリガーで防がれる。手札に革命0トリガーを抱えていたことで尚も余裕綽々であったが、前のターンに《革命の鉄拳》をマナゾーンに置いていたことからウィンに革命0トリガーを持っていることは既に読まれていた。
最後は予め墓地に仕込まれていた《暗刻 クロック=クロニクル》によるハンデスで革命0トリガーを失ったことで、為すすべなく敗北。
デュエマ後は実体化した《アビスベル=ジャシン帝》に恐れをなし、這う這うの体で逃げ出した。
アニメ版
マイハマギャング。
シラハマの町で子供の持つ《龍風混成 ザーディクリカ》を《はずれポンの助》に交換するシャークトレードを仕掛けていたところを斬札 ウィン、カレンに止められた。
その後、プリンス・カイザとの対戦権をかけた大会ガチデュエバトルに参加。
対戦相手の覚知山 ボウイにマイハマ特産アホヤ貝のエキスの香水を吸わせてアホにし、プレイングミスを誘って勝利した。
ボウイとのデュエル時、バトルゾーンに《はずれポンの助》が確認でき、デッキに入れていたようである。
続くランナーとの対戦でも同様に、ランナーをアホにしたうえで超強力下剤「急降下」を飲ませて棄権に追い込んでいる。
その後斬札 ウィン達にイカサマを暴かれると、大会の優勝賞品を奪って逃走した。
逃走後にガチデュエバトル優勝賞品盗難事件捜査本部が設定され、ウィン達によって逃げ場を無くし、最後はウィンとカレンに追い詰められた後に邪神くんのハンマーで潰された。
使用していたデッキは《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》や《龍風混成 ザーディクリカ》を採用した白青赤型【ヘブンズ・ゲート】。
実際の環境でも使われている強力なデッキだがマズキはイカサマ前提でプレイしているようで素人目にもわかるプレイングミスをしており、デッキの力を活かしきれていない。
こちらでもウィンに《ロスト・Re:ソウル》によるハンデスを喰らい、手札のブロッカーを全て失って《ヘブンズ・ゲート》が不発に終わり、そのまま敗北するという漫画版と同じ末路を辿った。
第20話では再びシラハマに現れ、《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》のカードを盗み、ここでもアホヤ貝の香水で不正を働こうとしたが失敗し、さらに自分でアホヤ貝の香水を吸ってアホになってしまった。
ケンドラ共々マイハマギャングから足を洗い、マイハマ学園に入学。しかし、退屈な授業に辟易し、「カツアゲサイコー部」なるものを作ろうとしたが、ウィンにまたしても敗退、「デュエマさいこークラブ」に入部する。
この時の使用デッキは最上川 イッサのコピーデッキに改造を加えたものだが、今回は終始イカサマなしでデュエルしており、最後のS・トリガーも自力で引き当てている。「足を洗った」という台詞は口だけではないようである。
仲間になってからは、部の仲間たちを気遣う様子を見せているが、過去のツケと言わんばかりにケンドラ共々損な役回りをさせられることも多くなった。
そして、第40話でウガタの異変に気付き、目を覚まさせようとしたが、返り討ちに遭い、ケンドラ共々無気力状態になってしまった[1]が、第47話で元に戻った。
戦績
主な使用カード
漫画版
アニメ版
参考
ただし、ウィンを応援したり、ウガタに帰ってきてほしいと言っていたことから意識はあった。