《シュトラ》
シュトラ C 水文明 (4) |
クリーチャー:サイバーロード 2000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、各プレイヤーは自分自身のマナゾーンからカードを1枚ずつ選び、それぞれの手札に戻す。 |
DM-03で登場したサイバーロード。
cipで、各プレイヤーのマナゾーンのカードを1枚ずつバウンスする。
よく言えばマナ回収、悪く言えばランデスを両プレイヤーに強いる。自分も相手も同じことをしているだけなので、アドバンテージの総量だけ見れば、パワー2000のバニラと同等。
序盤にマナに埋めた《パラダイス・アロマ》を即召喚できるなど、他のカードとの組み合わせで使い方を考えるべきだろう。
環境において
登場時点のカードプールには、文明は違うものの普通にランデスしたいなら《マナ・クライシス》、マナ回収したいなら《ピクシー・コクーン》が存在し、それらのお株を奪うのは困難だった。
しかも、DM-24で上位互換の《フォール・クロウラー》が登場し、あちらも使われなかったため、長らく環境での活躍は絶望的だった。
しかし、DMBD-15期に環境トップとして台頭した【オカルトアンダケイン】のランデス要員として《フォール・クロウラー》が使われるようになり、《フォール・クロウラー》が大高騰すると、それの代用としてこのカードにもお呼びがかかるようになる。登場から18年越しの快挙である。
元々オールハンデスの機構を持っている【オカルトアンダケイン】では《フォール・クロウラー》のO・ドライブが有効に機能することがほとんどないため、ほぼ相互互換として使える。
DM25-EX1の強化パーツの数々を機に【青単サイバー・メクレイド】が成立すると、そちらにおいてサイバーシナジー重視で採用され、無限ランデスプランに使われるようになった。
これと《パクリオ》をループさせて相手の手札とマナを全て奪ってから、やはりループによって《エンペラー・キリコ》を使って山札回復すれば、後は相手がライブラリアウトするのを待つだけである。
【オカルトアンダケイン】の時と異なり、種族を活かした唯一性を買われての採用であり、本格的な開花となった。
他のカード・デッキとの相性
その他
- 《転生プログラム》のイラストに、目の色など容姿の細部は違うが《シュトラ》のようなクリーチャーが出ている。
関連カード
- DM-03
「一番欲しいものは安心なんだ。」――シュトラ
収録セット
参考