《モノノフ・ルピア》
DMPP-09で登場した火のファイアー・バード/サムライ。
デュエル・マスターズ プレイスのゲームオリジナルカード。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》のサポートカードだが、探索は《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》や《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》などもサーチの対象に含まれる。
特に《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》もサーチできる部分は非常に重要。《モノノフ・ルピア》自身がサムライの頭数となり、そのG・ゼロをサポートしている。
2024年8月29日メンテナンス後
モノノフ・ルピア UC 火文明 (4) |
クリーチャー:ファイアー・バード/サムライ 2000 |
バトルゾーンに出た時、自分の山札から名前に《ボルメテウス》とあるクリーチャーを探索し、1枚を公開してから手札に加える。その後、山札をシャッフルする。 |
自分の、名前に《武者》とあるクリーチャーが攻撃する時、相手のランダムなシールド1つを墓地に置く。(自分の《モノノフ・ルピア》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する) |
cipは山上固定から直接手札に加えるのに戻った。さらに名称指定ターン1となったがシールド焼却も復活している。そこの部分に細かな変化だが、ボルメテウス・武者・ドラゴンの名前集合だったものが、《時空の侍ボルメテウス・若武者・ドラゴン》や《バルケリオス・武者・ドラゴン》まで網羅した武者の名称カテゴリがカバー範囲となった。
- シールド焼却は、名称指定のターン1になっている点に注意したい。ナーフ前は《モノノフ・ルピア》を複数体出し、《剣誠・ドラゴン》を2焼却・W・ブレイカーの疑似Q・ブレイカーにする動きがあったが、それも封じられている。
- 焼却するシールドはランダムで勝手に選ばれる。ナーフ前環境とは異なり、現在ではシールドの仕込みが行われやすいが、仕込まれたシールドを確定で焼却できない点にも注意したい。特に相手のシールドが3つあり、内1つが仕込まれたシールドである時、仕込まれていないシールドを焼却してしまうと、そのままW・ブレイカーで仕込まれたシールドをブレイクすることになってしまう。
2022年3月24日メンテナンス後
モノノフ・ルピア UC 火文明 (4) |
クリーチャー:ファイアー・バード/サムライ 2000 |
バトルゾーンに出た時、自分の山札から名前に《ボルメテウス》とあるクリーチャーを探索し、1枚を公開してもよい。その後、山札をシャッフルし、公開したカードを山札の一番上に置く。 |
自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》は「攻撃する時、相手のシールド1つをブレイクする」を得る。 |
cipが直接手札に加えるものから、一旦山札の一番上を経由するようになって即効性が失われた。シールド焼却が効果のブレイクとなりS・トリガーやS・バックに無防備になった。
注意したいのは、この効果は武者のブレイク数を増やすのではなく、1ブレイクしてから武者の攻撃が処理される点。
もしその1ブレイクでS・トリガーを踏んで武者を除去された場合、武者の攻撃は中断されてしまう。
強制効果のため、クリーチャーへのタップキルの際もブレイクするので殴り返しながら相手のシールドを減らす利点はあるものの、トリガーを踏んで不利な状況になるリスクが高い。
サーチ面で似たような調整を受けた《ブレイブ・ルピア》よりも1ターンの遅れは深刻である。
《ブレイブ・ルピア》で山上に固定された《ボルシャック・NEX》は次のターン引いて普通に召喚すれば特に問題はないが、《モノノフ・ルピア》の下方修正の主原因である【剣誠・ドラゴン】では、G・ゼロを達成しないと普通には召喚できない《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》を山上に固定することになる。すなわち、次の自分のターンにサムライ5枚以上を達成できなかったら、セルフドローロックをかけることになるのでリスクがかなり高い。
上記のリスクの高さにより、調整後は【武者・ドラゴン】・【剣誠・ドラゴン】共に採用率を大きく落としている。
2021年5月27日収録時〜2022年3月24日メンテナンス後
2021年5月27日に使用可能になってから、2021年8月26日実施のメンテナンスまでの91日間、種族にサムライを持っていなかった。
2021年8月26日の変更から、2022年3月24日実施のメンテナンスまでの210日間、以下のような性能だった。
モノノフ・ルピア UC 火文明 (4) |
クリーチャー:ファイアー・バード/サムライ 2000 |
バトルゾーンに出た時、自分の山札から名前に《ボルメテウス》とあるクリーチャーを探索し、1枚を公開してから手札に加える。その後、山札をシャッフルする。 |
自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》は「攻撃する時、相手のランダムなシールド1つを墓地に置く」を得る。 |
共通の解説
- 「モノノフ」とは、「武士」の大和言葉としての訓読み。イラストでも《ムシャ・ルピア》や《アシガ・ルピア》と同じく、戦国時代の武士を想起させる装備をしている。
- ちなみに実際の「武士(もののふ)」は、戦場で戦う「兵士」だけでなく、「武官」や「兵法家」も含まれる。
- 元々ボルメテウス系は相手のシールドを焼却する能力を持つクリーチャーが多いが、ボルメテウス・武者・ドラゴン達は相手の焼却は持たない。(自分への焼却はある。)《モノノフ・ルピア》を添えることで《武者》にシールド焼却をさせることが可能になる。
TCG版
モノノフ・ルピア R 火文明 (4) |
クリーチャー:ファイアー・バード/サムライ 2000 |
このクリーチャーが出た時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ボルメテウス》とあるクリーチャーを1体相手に見せ、手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》が攻撃する時、相手のシールドを1つ選び、持ち主の墓地に置く。 |
DMPCD-02で逆輸入された。なぜかレアリティがレアに格上げされている。
DMPP-10EX期のプレイス版をベースにしたカード化である。TCG版はボルメテウスが数多く存在していて、すべてのボルメテウスをサーチすることが可能。
【ボルメテウスコントロール】にうってつけと言える能力であり、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》をサーチすることで専用サポートの《希望と勝利の伝説》に繋げることができる。
特に4マナ→5マナとマナカーブが出来ているのも大きい。
《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》とのシナジーも高い。
サーチの際には《「ボルメテウス」・剣誠・ドラゴン》なので問題なく参照でき、シールド焼却の疑似付与の際には《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の名前追加の能力のおかげで対象に含まれている。《モノノフ・ルピア》自身がサムライという部分も《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》のG・ゼロ条件の頭数に入ることから、このクリーチャーと同じターンに召喚することも狙える。
他にも《紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》と組んだ場合、シールド焼却が紫電効果と凄まじいシナジーを発揮するため、5枚のシールドをすべて叩き割ることも理論上可能。
また、《竜装 ムシャ・レジェンド》との相性も悪くはなく、クロス先が名前に「ボルメテウス・武者・ドラゴン」を持つようになるため、シールド焼却を付与できる。
このクリーチャーにクロスさせて単体で発動させるのも面白いが、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》など、ブレイク置換効果を持つボルメテウスにクロスさせた場合、攻撃するだけで、相手はブロックの有無にかかわらずシールド焼却を食らうこととなる。
DM23-EX1のアーマード・サムライとも相性良好。
《戦術の天才 マロク》のターン開始時メクレイドでこちらを踏み倒せば、《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》をサーチしそのまま召喚出来る。
他にも《竜牙 リュウジン・ドスファング》のメクレイドで大量展開しつつ《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》をサーチし、G・ゼロに繋げることも出来る。
環境における【白赤アーマード・サムライ】においても、G・ゼロなどの自己コスト踏み倒し戦術との組み合わせで偶に採用される。
関連カード
収録セット
参考
公式Q&A
Q.《超竜Bクリムゾン》は名前のルビにボルメテウスとありますが、《モノノフ・ルピア》の「出た時」の能力で山札から手札に加えられますか?
A.はい、手札に加えられます。カード名を参照する際は、ルビも含めて参照します。
引用元(2022.1.14)