《モノノフ・ルピア》
最新バージョンの性能
モノノフ・ルピア UC 火文明 (4) |
クリーチャー:ファイアー・バード/サムライ 2000 |
バトルゾーンに出た時、自分の山札から名前に《ボルメテウス》とあるクリーチャーを探索し、1枚を公開してもよい。その後、山札をシャッフルし、公開したカードを山札の一番上に置く。 |
自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》は「攻撃する時、相手のシールド1つをブレイクする」を得る。 |
DMPP-09で登場した火のファイアー・バード/サムライ。
デュエル・マスターズ プレイスのゲームオリジナルカード。
cipで山札からボルメテウスをサーチしてトップに固定できる。《ボルメテウス・武者・ドラゴン》とシナジーがあるが、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》や《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》などもサーチの対象に含まれる。
自分の、名前に《ボルメテウス・武者・ドラゴン》を持つクリーチャーに、打点を増加させるアタックトリガーを付与する。
注意したいのは、この効果は武者のブレイク数を増やすのではなく、1ブレイクしてから武者の攻撃が処理される点。
もしその1ブレイクでS・トリガーを踏んで武者を除去された場合、武者の攻撃は中断されてしまう。
強制効果のため、クリーチャーへのタップキルの際もブレイクするので殴り返しながら相手のシールドを減らす利点はあるものの、トリガーを踏んで不利な状況になるリスクが高い。
サーチ面で似たような調整を受けた《ブレイブ・ルピア》とは異なり、こちらは1ターンの遅れは致命的である。
《ブレイブ・ルピア》で山上に固定された《ボルシャック・NEX》は次のターン引いて普通に召喚すれば特に問題はないが、《モノノフ・ルピア》の下方修正の主原因である【剣誠・ドラゴン】では、G・ゼロを達成しないと普通には召喚できない《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》を山上に固定することになる。すなわち、次の自分のターンにサムライ5枚以上を達成できなかったら、セルフドローロックをかけることになるのでリスクがかなり高い。
上記のリスクの高さにより、調整後は【武者・ドラゴン】・【剣誠・ドラゴン】共に採用率を大きく落としている。
- 「モノノフ」とは、「武士」の大和言葉としての訓読み。イラストでも《ムシャ・ルピア》や《アシガ・ルピア》と同じく、戦国時代の武士を想起させる装備をしている。
- ちなみに実際の「武士(もののふ)」は、戦場で戦う「兵士」だけでなく、「武官」や「兵法家」も含まれる。
アップデート履歴
2021年5月27日に使用可能になってから、2021年8月26日実施のメンテナンスまでの91日間、種族にサムライを持っていなかった。
2021年8月26日の変更から、2022年3月24日実施のメンテナンスまでの210日間、以下のような性能だった。
モノノフ・ルピア UC 火文明 (4) |
クリーチャー:ファイアー・バード/サムライ 2000 |
バトルゾーンに出た時、自分の山札から名前に《ボルメテウス》とあるクリーチャーを探索し、1枚を公開してから手札に加える。その後、山札をシャッフルする。 |
自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》は「攻撃する時、相手のランダムなシールド1つを墓地に置く」を得る。 |
《ボルメテウス》とあるクリーチャーを直接手札に加えることができた。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》にシールド焼却のアタックトリガーを付与することができた。
ブレイクすることを条件とする《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》とは違い、ブロックされる前にシールドを焼却してしまえるのは大きい。
《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》もサーチできる。《モノノフ・ルピア》を含め自分のサムライが5枚以上あればすぐにG・ゼロで出せた。
- 元々ボルメテウス系は相手のシールドを焼却する能力を持つクリーチャーが多いが、《武者》はボルメテウスだが相手の焼却は持たない。(自分への焼却はある。)そのような《武者》にシールド焼却をさせるためのデザインなのだろうか。
TCG版
モノノフ・ルピア R 火文明 (4) |
クリーチャー:ファイアー・バード/サムライ 2000 |
このクリーチャーが出た時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ボルメテウス》とあるクリーチャーを1体相手に見せ、手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》が攻撃する時、相手のシールドを1つ選び、持ち主の墓地に置く。 |
DMPCD-02で逆輸入された。なぜかレアリティがレアに格上げされている。
全盛期のプレイス版と性能は変わらないが、TCG版はボルメテウスが数多く存在するので、すべてのボルメテウスをサーチすることが可能。
【ボルメテウスコントロール】にうってつけと言える能力であり、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》をサーチすることで専用サポートの《希望と勝利の伝説》に繋げることができる。
特に4マナ→5マナとマナカーブが出来ているのも大きい。
《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》とのシナジーも高い。
サーチの際には《「ボルメテウス」・剣誠・ドラゴン》なので問題なく参照でき、シールド焼却の疑似付与の際には《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の名前追加の能力のおかげで対象に含まれている。《モノノフ・ルピア》自身がサムライという部分も《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》のG・ゼロ条件の頭数に入ることから、このクリーチャーと同じターンに召喚することも狙える。
他にも《紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》と組んだ場合、シールド焼却が紫電効果と凄まじいシナジーを発揮するため、5枚のシールドをすべて叩き割ることも理論上可能。
また、《竜装 ムシャ・レジェンド》との相性も悪くはなく、クロス先が名前に「ボルメテウス・武者・ドラゴン」を持つようになるため、シールド焼却を付与できる。
このクリーチャーにクロスさせて単体で発動させるのも面白いが、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》など、ブレイク置換効果を持つボルメテウスにクロスさせた場合、攻撃するだけで、相手はブロックの有無にかかわらずシールド焼却を食らうこととなる。
DM23-EX1のアーマード・サムライとも相性良好。
《戦術の天才 マロク》のターン開始時メクレイドでこちらを踏み倒せば、《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》をサーチしそのまま召喚出来る。
他にも《竜牙 リュウジン・ドスファング》のメクレイドで大量展開しつつ《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》をサーチし、G・ゼロに繋げることも出来る。
環境における【白赤アーマード・サムライ】においても、G・ゼロなどの自己コスト踏み倒し戦術との組み合わせで偶に採用される。
関連カード
収録セット
参考
公式Q&A
Q.《超竜Bクリムゾン》は名前のルビにボルメテウスとありますが、《モノノフ・ルピア》の「出た時」の能力で山札から手札に加えられますか?
A.はい、手札に加えられます。カード名を参照する際は、ルビも含めて参照します。
引用元(2022.1.14)