《ボルメテウス・
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ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」 VIC 火文明 (4) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アーマード・サムライ 6000 |
侍流ジェネレート(このクリーチャーが出た時、自分の手札にあるクロスギアを1枚、コストを支払わずにジェネレートしてもよい) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分のシールドを1つブレイクしてもよい。そうしたら、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
DM23-EX1で登場した火のアーマード・ドラゴン/アーマード・サムライ。
侍流ジェネレートを持ったW・ブレイカー。タイタントリガーで任意で自分のシールドを1つブレイクすると、6000火力を放つ能力を持つ。
現代向けにリメイクされた《ボルメテウス・武者・ドラゴン》。
特徴的なシールドを犠牲にした6000火力を受け継いでいるが、登場時点の環境に合わせるために大幅なスペックアップが為されている。
6000火力の条件であるセルフシールド焼却は通常のブレイクに変化しており、当然暴発も狙える。《暴発秘宝ベンゾ》と同コストであることを踏まえれば、暴発剤としてもそのスペックは破格である。
《斬斬人形コダマンマ》等と同じく、実質的なシールド回収による手札補充と見做すこともできる。暴発できないシールド回収と比較したらコストが4と重いことは留意しておきたい。
《ボルメテウス・武者・ドラゴンP'S》と同様に、場に出た時にも能力を使えるようになっている。
侍流ジェネレートの解決を後回しにすれば、cipでシールドから回収したクロスギアを踏み倒すことも可能。
ただし《武者P'S》と違い、処理の順番は先にシールドをコストにするタイプである(要するにオリジナル版《武者》を踏襲している)。シールドがひとつもない場合には能力を使えないことには注意。しかし、相手に破壊可能なクリーチャーを選ぶのはそうしてから判定するため、誰も破壊できないことが明らかでも暴発はできる。
コストが4になったことで6000火力の優位性もある程度復活している。
《アシスター・コッピ》などのコスト軽減を受けることで最速3ターン目に登場でき、小型メタクリーチャーの処理に使えるようになった。
火力対象がいない場合でも、手札補充目的で空撃ちする《暴発秘宝ベンゾ》のcip感覚の運用も視野に入る。
またこのクリーチャー自身、「ボルメテウス・武者・ドラゴン」であるため、専用サポートである《ボルシャック・大和・ドラゴン》や《武者ザンゲキ剣》との連携も従来通り行える。
中でも注目したいのが侍流ジェネレートを持つということであり、《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》との連携が各段にしやすくなっていることだろう。
《マッハアーマー》を出すのと同じコストで無料のクロス先まで用意でき、迅速に自軍をスピードアタッカー化できる。
火文明の侍流ジェネレート持ちとしては最軽量かつスペックも高いので、《超銀河弓 ANOTHER》など超大型クロスギアと組み合わせてもいいだろう。
他にも《モビル・フォレスト》や《インパクト・アブソーバー》、《叫鬼 ジャミング・ビート》などの常在能力持ちクロスギアとの組み合わせも考えられる。《バジュラズ・ソウル》を出し次ターンにクロスして殴るのもいい。
侍流ジェネレート抜きでも高いスペックを持つため、クロスギアを入れずにアーマードデッキで使うことも視野に入る。
同じ専用サポートである《ムシャ・ルピア》とは、コストが被ってしまっている一方で、タイタントリガーとの噛み合わせが非常に良好。
特に攻撃時限定とはいえ追加したシールドをそのまま手札に持ってこれるので、シールドゾーンを仲介した手札補充にもなる。
アーマード・サムライという新種族も登場し、収録パックではサムライがプッシュされることも告知されているので、相性の良い新規カードの登場に期待したい。
アーマードやクロスギアのシナジーに拘らずとも、単純な火の中量級の優良枠として利用価値がある。cipで除去とシールド回収ができるため、火単色版の《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》とでも言うべき使い勝手が期待される。《Re:奪取 トップギア》やその5枚目以降の《一撃奪取 トップギア》で早出しを狙うという手もある。【我我我ブランド】や【赤緑“逆悪襲”ブランド】における正規コストプランに利用価値があるだろう。【赤黒バクロ法師】で《デュアルショック・ドラゴン》と共に自軍のシールドをガリガリ削って鬼タイムや鬼エンドをサポートするという手もある。