神誕(しんたん)大地(だいち)ヘラクレス》

神誕の大地ヘラクレス SR 自然文明 (12)
クリーチャー:ガイア・コマンド 12000
このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにあるゴッドのマナの数字は、1のかわりに2になる。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、好きな数のゴッドを、自分のマナゾーンから手札に戻す。
自分のゴッドを召喚するコストを3まで少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
T・ブレイカー

DM-34で登場した大型ガイア・コマンド

マナゾーンゴッドの数だけ実質的にコスト軽減され、2つの能力ゴッドをサポートする。

cipマナゾーンからゴッドを好きなだけ手札に戻せ、バトルゾーンにいる限りゴッドの召喚コストを最大3下げる。
これらの能力はシナジーを形成しており、自身の能力手札に加えたゴッドを一気に展開することができる。

12マナと非常に重いが、このカードを召喚する際には自分のマナゾーンのゴッド1枚を2マナ分に換算できる。つまり、マナゾーンゴッド1枚につき1マナ軽くすることができるということになる。
最少だと6コストで召喚できるものの、さすがにそれは難しく、平均で9コスト程度と考えたほうが良いだろう。

このカードをコスト軽減しつつ召喚した場合、すぐ次のターンG・リンクを完成できる可能性がとても高い。
ほとんどのゴッドが3コスト以下で出せるため、単体で強力なこのカードと合わせてすぐにバトルゾーンを蹂躙していくことが可能。

相性がいいのはやはり神帝だろう。各パーツがそれぞれ最大3マナ軽くなるため、計8マナあれば全て出せる。何体かすでにバトルゾーンにいるならばリンクの完成は容易だろう。

もしくは自力でマナブーストができる神王か。《神王リア》能力でどんどんマナが増えていくので、終盤に出せれば一気に神王のパーツを展開できる。

エピソード3で登場したゴッド・ノヴァとも相性がよく、《妖精左神パールジャム》能力で増やしたマナを無駄なく活用できる。デッキ無色ゴッド・ノヴァで固めれば《フェアリー・クリスタル》マナブーストを狙うこともできる。

ただし、弱点としては除去に対する脆さが挙げられる。
このクリーチャー召喚してマナゾーンからゴッドを大量に回収し、次のターンにゴッドを大量召喚しようとすると、返しのターンにこれを除去される可能性が非常に高い。
そうなるとマナゾーンが寂しくなって身動きが取れなくなるので、そこは十分に気をつけたい。特に《地獄門デス・ゲート》《ヴィオラの黒像》 には要注意。除去されて身動きが取れなくなりコスト11以下のリアニメイトを許してしまうからである。

真っ直ぐな強さではなく若干挙動がややこしいものの、1枚で完結した高い完成度を誇るカードである。採用する場合は、このカードのクセに合わせてデッキを組むべきだろう。

  • 《強欲の開拓》とのコンボが可能。ゴッドを宣言しマナゾーンに置けば、コスト軽減で出せる上にマナゾーンに送ったゴッドを回収できる。
  • イラストは巨大なカブトムシといったところか。名前からも想像しやすい。だがイラストはヘラクレスオオカブトのような1本角ではなく、コーカサスオオカブトに近い3本角であり、真ん中の角はカブトムシのような先端が枝分かれしたような角になっている。
    • また、名前に「神」が入っていることから、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスも連想される。
  • このクリーチャーは公式レジェンド・ブックでアートワークテクニックでラフから完成までの手順が紹介されている。カードではぼかされて分からないが、右腕で大地を割っている。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考