蒼神龍(そうしんりゅう)スペル・グレートブルー》

蒼神龍スペル・グレートブルー VR 水文明 (7)
クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン 6000
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがコスト7以下の呪文であれば、コストを支払わずにすぐに唱えてもよい。それ以外のカードの場合は墓地に置く。
W・ブレイカー

DM-22で登場したポセイディア・ドラゴン

アタックトリガー山札の上カードをめくり、それがコスト7以下の呪文ならばコスト踏み倒し唱えることができる。

このカード自身がクリーチャーであること、山札の上という不確定な場所から唱えることから、山札操作はほぼ必須。

《パルピィ・ゴービー》《テンペスト・ベビー》などの山札操作で事前に《地獄万力》《英知と追撃の宝剣》《デーモン・ハンド》などの強力な呪文を仕込み、相手のブロッカーなどを除去しつつ攻撃するのが一般的である。

うまく決まればそこそこ強力だが、アタックトリガー故のタイムラグがネックなので相手の除去には気をつけたい。

コスト6以下の呪文ならばcip能力を使える《聖霊左神ジャスティス》の方が確実かつ手間も少ない。また、多色にはほぼ同じ能力スピードアタッカー《紺碧術者 フューチャー》が存在する。
ドラゴンである点を活かすにしてもcipで同じ能力が使えるうえにハンターの恩恵を受けられる《蒼の潮流スーパー・スペル・グレートブルー》が存在するため今後活躍するかはかなり厳しくなった。

  • スマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」では、コラボガチャに登場するクリーチャーとして出演した。条件を満たすと《超神星ネプチューン・シュトローム》に進化させることができる。スキル名は「スペル・シュトローム」、リーダースキル名は「蒼神龍の咆哮」。
    • ただし、《ネプチューン・シュトローム》は《スペル・グレートブルー》を進化元にとれない。企画の段階で何かしらの行き違いがあったのだと考えられるが、推測の域を出ない。
      そもそも、革命編のカードプールにおいて、素直に《蒼の潮流スーパー・スペル・グレートブルー》に行き着かなかった経緯も甚だ疑問である。

デュエル・マスターズ プレイスでは

蒼神龍スペル・グレートブルー SR 水文明 (6)
クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン 6000
攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが呪文であればコストを支払わずに唱え、呪文でなければ手札に加える。
W・ブレイカー

DMPP-07で実装。レアリティスーパーレアに昇格した。1コスト軽くなり、能力で唱える呪文にコスト制限がなくなった上、外れても墓地に置かず手札に加えられるという大きな強化を受けた。
なお呪文だった場合強制で唱えることになっている。重要な呪文を空撃ちしてしまったり、唱えたら悪影響のある呪文を唱えないといけなくなる可能性もでてきた点は弱体点といえる。

山札操作の下準備なしで使っても山札が墓地に置かれることがなくなったとはいえ、やはり本質は「コストを支払わずに強力な呪文を唱える」ことがこのカードの採用理由である。
単にアタックトリガーで手札を補充できるだけのクリーチャーとして運用したら、《ウォルタ》同様あまり強くはない。
高コスト呪文が大量に入った除去コントロールデッキのように、《スペル・グレートブルー》専用のデッキでは大きなアドバンテージを稼ぎうるだろう。

長らく、「コスト踏み倒しで唱えて勝利に直結する呪文」がないことが悩みだったが、DMPP-09でついに《バイオレンス・フュージョン》というエンドカードを手に入れた。
しかし、自前でマナゾーンか墓地にゴッド・カードが必要、言い換えればデッキに呪文以外のカードをある程度入れなければならないということになる。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考