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光神龍セブンス UC 光文明 (6) |
クリーチャー:アポロニア・ドラゴン 5500 |
バトルゾーンにある自分のドラゴンはすべて「ブロッカー」を得る。 |
DM-22で登場したアポロニア・ドラゴン。
自分のドラゴンすべてにブロッカーを与える。バトルゾーンでは自身もブロッカーとなる。
高パワーのドラゴンを展開している中で出せば、まるで【ヘブンズ・ゲート】のような巨大ブロッカー軍団を形成出来る。ビートダウンが相手で除去やオールタップを握られていないのなら、ほぼ詰みである。
反面で、除去を受ければ陣はあっけなく崩壊する。これは除去耐性を持たないシステムクリーチャーの宿命と言えるもので、単体では脆く信憑性に欠ける。
真価を発揮するのは、【連ドラ】など極めて重いドラゴンデッキが【速攻】と対峙した時。ドラゴンデッキのメインカラーとなりやすい火や自然には基本的にブロッカーがいないため、デッキにいくらS・トリガーや除去を積んでいようと、スピードアタッカーで攻め立て続けられればやられてしまう。
その点、多くの【速攻】は除去能力を犠牲にしており、勝舞編・エピソードシリーズ期辺りの【速攻】はウィニー主体であっため、《光神龍セブンス》を出せさえすれば上記の詰みの状況になりやすかった。《火炎流星弾》や《ボルカニック・アロー》、《スパイラル・ゲート》であっさり退場するのもしばしばであったが、打点に関与しないそれらはそう何枚も詰めるものではなく、引けたとしても2体目の《光神龍セブンス》までは対処出来なかったり、引くまでに数ターンスキップして【連ドラ】の速度が間に合ってしまったりと、多くの場面で勝利のワンチャンスを作り出すことが出来た。
このようにどうあがいても【速攻】に勝てないドラゴンデッキが《光神龍セブンス》だけでかなり明確な勝ち筋が生まれるため、光入り【連ドラ】には積極的に採用され、過去の大会にも実績を残している。
動きに幅のあるビートダウン相手だと、汎用性のある除去やブロッカー破壊を積むようになるため、安直に《光神龍セブンス》出してもまともな仕事は期待できない。
《インフィニティ・ドラゴン》で除去耐性を付与したり、《光神龍スペル・デル・フィン》で呪文ロックする事で、脆さを補ってやるといいだろう。
ただし、数多ブロッカー付与の例に違わずブロッカー破壊の的を増やしかねない点は要注意。《熱血龍 GENJI・XXX》など食らってしまおうものなら目も当てられない。
システムクリーチャーらしく、特定の状況下における高い決定力と、何も仕事をせずに退場するリスクを併せ持つカードである。
わかりやすい能力に反して、《光神龍セブンス》の脆さを隠して的確な決定打とさせるには、十分に仮想敵を見定める必要がある。ドラゴンまみれの極端なデッキで運用するが故のある種の割り切りが、構築にもプレイングにも必要になってくるだろう。
活躍の振れ幅が大きいクリーチャーであるため、ワンチャンスをしっかり拾える構築やプレイングを心がけたい。
後にツインパクト版の《光神龍セブンス/バイオレン・スパーク》が登場し、活躍の場は其方に譲る事となった。
光神龍セブンス R 光文明 (5) |
クリーチャー:アポロニア・ドラゴン 4500 |
自分のドラゴンはすべて「ブロッカー」を得る。 |
DMPP-07で実装。レアリティがレアになり、パワーが4500、コスト5に変更された。