【ガシャゴズラループ】
《凶鬼03号 ガシャゴズラ》のリアニメイト能力、《凶鬼33号 ブスート》のcip再利用、《ジョルジュ・バタイユ》の山札回復と自分のクリーチャー破壊を活かしてバトルゾーンと墓地の間にクリーチャーを往復させて無限ループによる勝利を目指すデッキ。
黒緑ないし青黒緑で組まれるが、黒緑が一般的。
凶鬼03号 ガシャゴズラ SR 闇文明 (6) |
クリーチャー:マフィ・ギャング 3000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト3以下の進化ではないクリーチャーを3体まで、自分の墓地からバトルゾーンに出す。 |
自分のクリーチャーすべてに「スレイヤー」を与える。 |
凶鬼33号 ブスート UC 闇文明 (3) |
クリーチャー:マフィ・ギャング 3000 |
このクリーチャーが自分の手札からバトルゾーンに出た時、他のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、そのクリーチャーの持ち主は、それと同じ名前のクリーチャーを1体、自身の墓地からバトルゾーンに出す。 |
このデッキの回し方
序盤は《桜風妖精ステップル》でマナを伸ばし、《凶鬼27号 ジャリ》や《凶鬼25号 ギュリン》などで墓地を肥やしつつ手札に必要パーツを集める。前提条件として墓地には大量のカードが必要。6マナ以上貯まってリソースが確保できたらループを始動させる。
邪魔なクリーチャーは《堕魔 ドゥポイズ》で除去すれば良いし、侵略や革命チェンジなどのコスト踏み倒しが怖ければ《デスマッチ・ビートル》を立てれば良い。《凶鬼33号 ブスート》で《ジャリ》や《ギュリン》を再利用すれば予想以上の速度で墓地を増やせる。
《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》などによってライブラリアウトに失敗した際には《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》をループさせて自分のクリーチャーを次々とスピードアタッカー化して1ショットキルに持ち込むと良い。
主要カード
闇の候補カード
自然の候補カード
水の候補カード
多色の候補カード
フィニッシャー
超次元ゾーン
ループ手順
以下に紹介するのは黒緑型のデッキで《復活の祈祷師ザビ・ミラ》をループさせる一般的なケースである。
手札には《ガシャゴズラ》が必要で、墓地にはカードがたくさんあった方が無難である。ループの途中、《禁断U サベージ》を《ジャリ》に変えてもよい場合があるが、ループに大きな影響はない。山札を削る量を調整するために《ジャリ》を《サベージ》に変えてもよい。
- 《ガシャゴズラ》を召喚。《ガシャゴズラ》の能力で《ジャック》、《サベージ》、《ジャリ》をリアニメイト。
《ジャリ》の能力で《ブスート》を墓地回収。《サベージ》の能力で《ブスート》を墓地回収。
- バトルゾーンの《ガシャゴズラ》、《ジャリ》、《サベージ》をタップして、手札から《ブスート》を召喚。《ブスート》の能力で《ガシャゴズラ》を破壊し、バトルゾーンに戻す。
《ガシャゴズラ》の能力で《サベージ》2体、コスト3以下の任意のクリーチャー(《ギュリン》あたりでもよい)をリアニメイト。《サベージ》の能力で《ジョルジュ》を回収。《サベージ》の能力で《ブスート》回収。
- クリーチャーを4体破壊して、《ジョルジュ》召喚。墓地肥やしは自分の山札を見て判断。
- バトルゾーンのクリーチャーを3体タップして、《ブスート》召喚。《ブスート》の能力を《ガシャゴズラ》へ。
《ガシャゴズラ》の能力で《ドゥポイズ》、《ジャリ》2体をバトルゾーンへ。《ドゥポイズ》の能力で《ブスート》と《ジョルジュ》を破壊。《ジョルジュ》の置換効果。《ジャリ》の能力で《ブスート》回収。《ジャリ》の能力で《ブスート》回収。
- バトルゾーンの《ドゥポイズ》、《ガシャゴズラ》、《ジャリ》をタップして、《ブスート》を召喚。《ブスート》効果を《ガシャゴズラ》へ。
《ガシャゴズラ》の能力で《ステップル》2体と《ドゥポイズ》をバトルゾーンへ。《ステップル》2体の能力で2枚マナ加速。《ドゥポイズ》の能力で《ドゥポイズ》と《サベージ》を破壊。
- バトルゾーンの《ガシャゴズラ》、《ブースト》、《ドゥポイズ》をタップして、《ブスート》を召喚。《ブスート》の能力を《ガシャゴズラ》へ。
《ガシャゴズラ》の能力で《ドゥポイズ》、《サベージ》、《ジャリ》をバトルゾーンへ。《ドゥポイズ》の能力《ブスート》と《ジョルジュ》を破壊。《ジョルジュ》の置換効果。《サベージ》の能力で《ザビ・ミラ》回収。《ジャリ》の能力で《ブスート》回収。
- バトルゾーンの8体タップして《ザビ・ミラ》召喚。《ザビ・ミラ》の能力で《ジャック》と《ステップル》(《ステップル》は破壊しても良い)以外のタップしてるクリーチャーを破壊。超次元ゾーンから、《ヴォルグ・サンダー》4体+αをバトルゾーンに出す。ここで注意すべきこととして、サイキック・クリーチャーは、《ジャック》の恩恵を受けない。そして、この状態で、3マナある必要がある。
- バトルゾーンのクリーチャーを3体タップして、《ブスート》を召喚《ブスート》の能力を《ガシャゴズラ》へ。《ガシャゴズラ》の能力で《ドゥポイズ》と《ジャリ》2体をバトルゾーンへ。《ドゥポイズ》の能力で《ドゥポイズ》と《ブスート》を破壊。《ジャリ》の能力で《ブスート》回収。《ジャリ》の能力で任意のマフィ・ギャングを回収(《ブスート》が望ましい)。
- バトルゾーンの3体をタップして、《ブスート》を召喚。《ブスート》の能力を《ザビ・ミラ》へ。《ザビ・ミラ》の能力で《ジョルジュ》とタップされてる他のクリーチャー2体と、《ヴォルグ》4体破壊。《ジョルジュ》の置換効果。《ヴォルグ》4体をバトルゾーンへ。
- 《ジャック》効果で、場のクリーチャーを3体タップして、《ブスート》召喚。《ブスート》効果を《ガシャゴズラ》へ。《ガシャゴズラ》の能力で《ジャリ》2体、《ドゥポイズ》を墓地からバトルゾーンへ。《ドゥポイズ》の能力で《ブスート》と《ドゥポイズ》を破壊。《ジャリ》の能力で《ブスート》回収。《ジャリ》の能力で任意のマフィ・ギャングを回収。
- バトルゾーンの3体をタップして、《ブスート》召喚《ブスート》効果を《ザビ・ミラ》へ。《ザビミラ》で、場の《ジャック》以外のタップされているクリーチャーと《ヴォルグ》を破壊。《ヴォルグ》をバトルゾーンへ。
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弱点
誘発型能力が連続するタイプのループではないので、メタに弱い。《異端流し オニカマス》を立てられるとループができなくなり、《洗脳センノー》を立てられるとリアニメイトそのものができなくなる。一応闇系のデッキなのでシステムクリーチャーは除去で対応すればよい。
墓地を主に利用するため、《埋没のカルマ オリーブオイル》等にも気を付けたい。
しかし何と言っても墓地肥やしの速度が遅い割に墓地に要求されるカードが多い点が痛い。悠長に墓地を肥やしている間にフィニッシュまで持っていかれるケースがあるので、残念ながら地雷の域を出なかった。
2018年3月1日にデッキの大前提的存在であった《ベイB ジャック》がプレミアム殿堂に指定され、デッキとして破綻。元々ファンデッキ寄りであったガシャゴズラループであったが、これにより1年にも満たない歴史を終えた。
参考