スペース
デッキビルディングにおいて、作成途中のデッキにカードを入れることができる枚数的余裕のこと。「自由枠」(もしくは単に「枠」)、「スロット」とも。
デュエル・マスターズではデッキのカード枚数は通常40枚で固定されている。
デッキに入れたいカードが多くてスペースが不足するという事は多く、一つのデッキに様々な戦略を持たせることは難しい。そのため、デッキに入れるカードの取捨選択は非常に重要である。
逆に主要カードが十分入るがためにスペースが余るというケースも存在する。この場合はS・トリガーを投入してターンを凌いだり、サーチや山札圧縮の役割を持ったカードを投入して主要カードが回ってくるのを早めたりするのが定石。
1枚で複数の役割を持てるカードはデッキスペースの確保に貢献する。モードを持つカードやツインパクトがその例。
複数の役割を持てるカードの多くは、一つの役割しか持てないカードに比べると個々の効果のスペックが低いものが多いが、そこを考慮した上でもスペースを開けられる汎用性を考慮して高い評価を受ける事もある。(《轟速 ザ・レッド》と《スチーム・ハエタタキ》に対する《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》など)。
- 主要カードが決まっているデッキタイプで構築をする際には「このデッキはキーカードが少ない分自由枠が多い」等の表現をされる。
- 『そのデッキにとって重要ではないが使えなくもないカード』を余ったスペースに入れることを俗に「穴埋め」「枠埋め」と呼ぶ。これらのカードは、カードプールやカード資産が拡充してよりそのデッキに合ったカードができた場合、優先的に差し替えられる。
- 他のカードゲームではサイドデッキ(先に二勝したほうが最終的に勝利、などのルールで戦うカードゲームにおいて、デュエルごとにデッキと交換できるカードのこと)があったり枚数制限が緩かったりするため、デュエマに比べてスペースの重要性は相対的に低くなっていることがある。
参考