ゲーム外
デュエル・マスターズ プレイスにおいて、両プレイヤーが対戦開始時に用意していたデッキ以外のカード領域を指す言葉。本来はゲームに関わらないが、特殊な状況下ではここからカードを使用する場合がある。
ブラックダイヤ・パニック! P 闇文明 (5) |
呪文 |
S・トリガー |
《ブラックダイヤ・ネックレス》1〜3体をバトルゾーンに出す。 |
※プレイヤー入手不可能 |
魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ SR 光/闇文明 (8) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド/ダークロード/ナイト 8000 |
ブロッカー |
自分のクリーチャーはすべて、種族にナイトを追加する。 |
自分のナイト・クリーチャーが破壊された時、ゲーム外からランダムなナイト呪文を探索し、その中から1枚をコストを支払わずに唱える。その後、その呪文をゲームから除外する。(この効果は、各ターン中1回のみ発動する) |
W・ブレイカー |
この概念が初めて登場したのは、2020年4月16日~同月25日に行われた第1回レジェンドバトル「開催!伝説舞踏会!」。NPCの切札 勝舞がレジェンドスキル「相棒召喚!」によってゲーム外から《ボルシャック・ドラゴン》を踏み倒した。
カードの効果としては、2020年6月11日~同月17日の第1回ボスバトルにおけるボルシャック・マハラジャ・ドラゴン専用カード《ブラックダイヤ・パニック!》で初登場。続く第2回でも使用されたが、それを最後にボスバトル自体が行われなくなってしまった。
長らく特殊なイベントでしか登場しない概念だったが、DMPP-17でゲーム外から呪文を唱える《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》が登場。ランクマッチをはじめとする通常の対戦にもこの概念が関わるようになった。
《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》は唱え終わった呪文は「除外」する。レジェンドスキルは除外するという処理がないため、唱え終わった呪文は普通に墓地に置かれ、どんどん1ゲームで使用される総枚数を増やしていく。
また、レジェンドスキルでゲーム外からゲーム内に生成されたカードは、除外しないなら状況起因処理が働きゲーム内に引きずり込まれるルールと思われる。呪文ロックでレジェンドスキルによる呪文を封じた場合、結果として唱えることはできないがゲーム外に宙ぶらりんになってしまった呪文は、ただ単に墓地に置かれる。
呪文ロック中に《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》でゲーム外から呪文を唱えようとして唱えられなかった場合でも、除外処理のため探索された呪文が墓地に置かれたりはしない。
DMPX-01では、SPルールに限定されず使用可能ならどのルールでもゲーム内のカードの総枚数を増やす《神聖の精霊アルカ・キッド》が登場した。cipでゲーム外から手札に《ホーリー・スパーク》を追加する。
手札が上限枚数なら墓地にそれを追加する形となる。(※推定。実装後要検証)
- Magic:The Gatheringでは2002年時点でゲーム外のカードに干渉できるカードが存在したが、現在はルールの改訂によりサイドデッキのカードにしか干渉できなくなっている。
- サイドデッキを含めた自分のデッキに元々入っていない指定されたカードをゲーム外から使うという挙動は、M:TGよりはWIXOSSの「クラフト」に近い。
- MTGのデジタルカードゲームであるMagic: The Gathering Arenaには、デッキに入れていないカードを手札や戦場に作り出す「創出」というキーワード能力や、
決められたカードプールから無作為に表示された3種類のカードから1枚を選び、手札に創出する「呪文書からドラフト」というギミックがある。
参考