創造神(そうぞうしん)サガ》

創造神サガ P 水/自然文明 (8)
クリーチャー:クリエイター 9000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の、名前に《ゼン》と《アク》とあるゴッド1体のリンクを外してもよい。そうした場合、自分の山札を見る。その中から《バイオレンス・ヘヴン》または《ゴッド・ブリンガー》または《ゴッド・サーガ》のいずれか1枚を選んでもよい。山札をシャッフルする。その後、その呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンに自分のゴッドがあれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。

DMC-57で登場した/自然クリエイター

cip能力G・リンク状態のゼン&アクG・リンクを解除することで、ゴッドに関連する10マナ以上の巨大呪文3種類のいずれか1つを山札からコスト踏み倒し唱えることができる。
また自分のゴッドバトルゾーンにいる間は、《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》と同様の「場を離れない」置換効果を得る。

ただ、呪文コスト踏み倒しする条件がやや厳しく、真っ当に狙うとオーバーキルになりやすい。
この点は軽量リメイク版である《極限超絶神ゼン》《極限究極神アク》を上手く使えば、これまでよりも早期に条件を満たせるだろう。

《バイオレンス・ヘヴン》の場合、G・リンクしたゼン&アクによってコストが7まで下がるため、手札から普通に唱えた方がコスト的には得。
ただし、既にゼン&アクQ・ブレイカーが通り、相手のシールドが2枚以下である場合は《創造神サガ》の能力唱える方が強力。
《バイオレンス・ヘヴン》で相手のブロッカーを吹き飛ばし、G・リンクを解除した《ゼン》《アク》それぞれで攻撃することで、そのターン中にダイレクトアタックを決められる。

《ゴッド・ブリンガー》ゼン&アクG・リンクを解除することによって実質2回のシールド追加ができ、運良くシールド内に別のゼン&アクがあればそのまま場に出して再びG・リンクさせることが可能だが、その追加されたシールドに都合良く別のゼン&アクが入ってくれるとは限らない。
より成功しやすくするには、守りを固めてシールドをなるべく多く残しておくなり、何らかの方法でゼン&アクシールドに仕込むなりすればよいのだが、そこに力を入れすぎるとプレイングがばらつき本末転倒な結果を生んでしまう。

唱えられる呪文3種類の中で最も得があるのは、コストが一番高く効果が堅実な《ゴッド・サーガ》だろう。
マナゾーンから《超絶神ゼン》《究極神アク》を出せば、cipによってG・リンクを解除したゼン&アクを再度G・リンクし直して一気に攻勢を掛けられる。
《極限超絶神ゼン》にはマナブースト能力があるため、《超絶神ゼン》《究極神アク》マナゾーンへ送りやすい点でもシナジーが見込める。

「場を離れない」効果ゴッドがいるだけでいいので、cipで唱えた《バイオレンス・ヘヴン》に自身は巻き込まれない。
また、《龍神ヘヴィ》破壊対象にこのクリーチャーを選べば、事実上無償で《龍神ヘヴィ》cip能力を使えるなど、《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》と同様の様々な使い方も可能。
特に《地神エメラルド・ファラオ》G・リンク状態のペガサス&レオパルドといったアンタッチャブルゴッドと共に並べれば、《魔刻の斬将オルゼキア》《超神星 DEATH・ドラゲリオン》といった限られた手段でしか能力を解くことができず、そのまま殴り切ることもできる。ただし《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》等と同様、《神羅スカル・ムーン》《恐気の覚醒者ランブル・レクター》には通じないので注意。

ゼン&アクのサポートとして正統派の使い方をしても良いが、このクリーチャーの離れない効果を主体にした専用デッキを作って活躍させても相当に強い。
使い手の腕が問われるカードだろう。

  • リンクを外した時の能力は文面どおりに効果処理を行うと、山札の中にある状態の呪文を選び、唱える前に山札シャッフルすることとなる。その結果、選んだ呪文の名前を宣言しても、公開する前に山札の中に消えるという事態が発生してしまう。これにより「呪文を選んでいるが山札内にあるので非公開情報→唱える段階でようやく公開情報になる」ことからデッキに入っていないカードでも宣言できてしまったり、「カードを選び→対象呪文を宣言→カードの公開→呪文解決カード墓地へ」と処理されるべきなのに、カードの公開以降の処理が公開しながら行えない、といった弊害が生じることが考えられる。
    このため、テキスト通りの処理は行わず、選んだカードが保留状態になり、山札シャッフルした後、呪文を公開して唱える処理に入ることになる。シャッフルのタイミングが変だが、そうでなければ《ゴッド・ブリンガー》山札の上からシールド追加する際、見ている順番そのままに仕込めてしまう。
    • 2014年7月28日発表の『「自分の山札を見る。その中からカードを選び、山札をシャッフルしてからそのカードを〇〇する」テキストについて』のエラッタ(2015年10月現在公式HPから削除されている)の対象であり、正式に選んだカード以外の山札をシャッフルすることになる。
  • 「サガ」の由来は、ゼンアク(善悪)との能力的関係があることからすると、恐らくは「性格」「性分」という意味を表す「性(さが)」と、映画のタイトルの読みにもある「サーガ」をかけたものだろう。「性」は他に「運命」「宿命」という意味も持つ。

デュエル・マスターズ プレイスでは

創造神サガ SR 水/自然文明 (8)
クリーチャー:クリエイター 9000
W・ブレイカー
自分のゴッドがあれば、このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。
バトルゾーンに出た時、自分の《超絶究極神ゼンアク》があれば、ゲーム外から《バイオレンス・ヘヴン》、《ゴッド・サーガ》、《ゴッド・ブリンガー》を1枚ずつ、コストを支払わずに唱える。(それらの呪文は、唱えた後にゲームから除外する)
パワーが0より大きく、自分のゴッドがあれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れない。

DMPS-11で実装。スーパーレアになった。

自身に対するマナ召喚能力を得た。これによりマナゾーンに温存出来るようになり、時が来るまでお荷物になる欠点を解消できるようになった。
耐性パワー低下を通すようになった一方、置換効果から常在型能力に変化した。
cip能力はリンクしている《ゼンアク》こそ必要だが、《ゼンアク》のリンク解除をせずとも発動するようになり、《バイオレンス・ヘヴン》、《ゴッド・サーガ》、《ゴッド・ブリンガー》を全部1枚ずつ唱えられるようになった。

呪文3枚の効果は多少TCG版とは異なるが、いずれもゲームエンドに持ち込むには十分過ぎる威力。
このクリーチャーとゴッド以外を全滅させた上で、このクリーチャーと《ゼンアク》1組、マナゾーンから他のゴッド1組、シールドゾーンから他のゴッド最大2組という大軍勢で圧倒する事が出来る。

高速化により大型獣の時点で軽視されてはいるが、かなりゆるい条件の準完全耐性は、なかなか便利。マナ召喚もあいまって詰めのフィニッシャーとして運用もできるだろう。

唱える呪文

バイオレンス・ヘヴン SR 闇文明 (10)
呪文
ゴッド以外のクリーチャーをすべて破壊する。
ゴッド・サーガ SR 自然文明 (13)
呪文
自分のマナゾーンからゴッド1枚をバトルゾーンに出す。(それがカードタイプがゴッドであるカードなら、リンクした状態でバトルゾーンに出す)
ゴッド・ブリンガー SR 光文明 (10)
呪文
自分の山札の上から、自分のゴッドと同じ枚数のカードをシールド化する。その後、自分のシールドゾーンからランダムなゴッド2枚をバトルゾーンに出す。(それがカードタイプがゴッドであるカードなら、リンクした状態でバトルゾーンに出す)

いずれもパックなどでは入手できず、《創造神サガ》のcipでのみ使用できる呪文となっている。
手打ちは出来ないが、一応呪文扱いなので《光神龍スペル・デル・フィン》などには注意したい。

その他

カードとしての登場以前の、DMPB-02の新規絵で《超絶究極神》と《超絶究極神ゼンアク》形態に描かれている。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMPS-11
    • 新たな世界の創造こそが、神の目的だった。(創造神サガ)
    • 神が剣を振るうとき、 新たな神が生まれるだろう。(ゴッド・ブリンガー)
    • 神の怒りに触れたとき、神ならざる存在を消し去るだろう。(バイオレンス・ヘヴン)
    • 名も無く動きもない世界から最初の光、対なる神は生まれた。(ゴッド・サーガ)

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


[1] 詳細な手順としては、まずバトルゾーンにダイナモ、左右G・リンク持ちをそれぞれ、《ゼン》《アク》の名前を持つクリーチャー(ゴッドにはゼンアク以外存在しないため必然的に非ゴッドクリーチャーになる)をそれぞれ1体用意して、《ビックリ・イリュージョン》を呪文回収などにより2回唱えてダイナモとゴッド(・ノヴァ)を指定する。攻撃ステップにダイナモをG・リンク持ち経由で《ゼン》《アク》持ちにそれぞれ付与し(最初のダイナモが1体でも片方からもう片方に左右G・リンク両方を付与することができる)、最後に何らかの方法で中央G・リンク持ちと《創造神サガ》をターン終了までに踏み倒せばコンボ完成。ゼンアクを使わずに《サガ》のcipを発動させたいというだけなのに最低でもコンボに10枚必要。