魔城
背景ストーリーのキーワードの一つ。
闇文明のカードのフレーバーテキストに度々登場する。ただしそれが指すものは時期によって異なると推察でき、背景ストーリーとフレーバーテキストから極神編では「髑髏城オルゼキア」、戦国編では《ローズ・キャッスル》、神化編では《死神城 XENOM》の事を指すと思われる。
魔城とその主に関する考察
《凶星王ダーク・ヒドラ》のフレーバーテキストによると生と死の運命を操った者だけが「魔城の覇者」となれるという。名前に「魔城」を含むカードとして《魔城の覇者オルギアス》《魔城の黒鬼オルガイザ》が存在し、それぞれカードの効果から「破壊」=「死」を司る能力を持っていると推測できる。
しかし《悪魔神ドルバロム》は《インフェルノ・ゲート》のイラストにおいて死者を復活させている。悪魔神にとって地獄の門を開ける事は容易いとも言われている事から、バロムは「破壊」=「死」を司る能力だけでなく「再生」=「生」を司る能力も持っていると考えられる。「魔城の覇者」が魔城の主と同義であるとすれば、バロム一族こそ魔城の主に相応しいと言えるだろう。それを裏付けるかのようにDMC-38 「キャッスル・オブ・デーモン」に収録された《悪魔神バロム》のフレーバーテキストは、魔城の主は《悪魔神バロム》であると暗に示している。
しかし極神編前半で闇文明を率いていたのは《魔刻の斬将オルゼキア》であること、城も彼の名を冠することから、「髑髏城オルゼキア」の主は彼であるとの解釈もでき、スーパーデッキ・ゼロにおける"キャッスル オブ デーモン"とは別物であるとも考えられる(ただし後半では《悪魔神バロム・エンペラー》の復活に成功しているので、主が変わった可能性もある)。
また戦国編にバロム一族が登場しないことを考えると、《ローズ・キャッスル》との関係性が濃いものだと言うことが難しい。ナイトが戦国武闘会において城の使用を許可された際に利用したと考える事もでき、それぞれ断定は難しい。
情報不足の為、まとめとして言える事は
- 魔城の主に最も相応しい資質を持つのはバロム一族と推測できる
- 魔城は複数あると考えられ、バロム一族のみが治めているとは断定できない
この二点である。今後の背景ストーリーでの解明に期待したい。
その他
関連カード
参考