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悪魔神バロム・エンペラー SR 闇文明 (7) |
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 9000 |
進化:デーモン・コマンド・クリーチャー1体の上に置く。 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、闇ではないクリーチャーをすべて破壊する。 |
DM-26で登場した闇のデーモン・コマンドの進化クリーチャー。
《悪魔神バロム》の新たなバリエーション。1コスト軽くなったことで格段に召喚しやすくなった。
「エンペラー」の称号とは裏腹にパワーが小さくなっているが、闇以外のクリーチャーすべてを除去するcip能力は変わらない。
先代の《悪魔神バロム》に対しては専用の構築にしなくても十分に扱える点が強み。《悪魔神ドルバロム》に比べるとどうしても効果は地味だが、7コストならデーモン・コマンドを扱うデッキの選択肢の1つとして、片手間に召喚を狙えるレベルである。
デーモン・コマンドの7コストの進化クリーチャーとしては《死神明王ガブリエル・XENOM》や《悪魔神グレイトフル・デッド》と枠を争うことになるか。
悪魔神バロム・エンペラー SR 闇文明 (7) |
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 9000 |
進化-デーモン・コマンド |
自分の墓地にあるデーモン・コマンド1枚につき、このクリーチャーの召喚コストは1少なくなる。ただし、このクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。 |
バトルゾーンに出た時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。 |
W・ブレイカー |
DMPP-09で実装。デーモン・コマンドで墓地肥やしすれば5ターン目にも出せるようになった。
3ターン目に《ロスト・チャージャー》で《悪魔神ドルバロム》を墓地に置きつつマナ加速、4ターン目には進化元になるクリーチャー、5ターン目には墓地の《ドルバロム》1枚により1軽減され、6マナで《バロム・エンペラー》に進化できる。
【バロム】が【アポロヌス・ドラゲリオン】などの5ターン目ごろにフィニッシャーを着地させるデッキへの回答札を得たという点が非常に大きいように思われた。
ただし、《邪霊神官バーロウ》を使って《悪魔神ドルバロム》を出すのと異なり、バトルゾーンにデーモン・コマンドの進化元を出しておかないと出すことができないというのがかなりのネックとなっている。
DMPP-09最軽量にはコスト4の《憤怒の猛将ダイダロス》(All Divisionのみ)、《地獄の門番 デスモーリー》(All Divisionのみ)、《虚空の翼ダークモルダー》(All Divisionのみ)、《血土の無僧ザハク》、《無敵悪魔カースペイン》と準バニラに近いクリーチャーしかおらず、結局《バロム・エンペラー》を使わずに耐久かマナブーストしてから《ドルバロム》を出すのが手っ取り早いため、《バロム・エンペラー》の採用率は低い。
自身のコスト軽減の能力に関しては、DMPP-12にて《カラフル・ダンス》が登場したため、大量墓地肥やしがやりやすくなった。
黒緑には《無敵死神ヘックスペイン》や《腐敗妖精ダチュラ》など相性の良いカードがあるのでそのカラーが適しているだろう。
以降、デッキに進化元兼コスト軽減用に多数のデーモン・コマンドを採用しつつ一定の墓地肥やしも備えるデッキというニッチすぎるデッキに需要は生まれず、コスト7に軽量化された《革命魔王 キラー・ザ・キル》を自己軽減なく使うことでも運用は事足りるということで環境での《悪魔神バロム・エンペラー》の活躍は皆無だった。