《インガ・ルピア》

インガ・ルピア P 無色 (4)
クリーチャー:オラクル 4000
自分のゴッドの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。

DMX-14で登場した無色オラクル
自分のゴッドを1コスト軽減する常在型能力を持つ。

久々に登場したゴッドサポートだが、その効果は1コスト軽減と4コストとしてはかなり地味なもの。
パワーはやや高いものの、素直にマナブーストをするか、同じくルピアであり2コスト軽い《ゴッド・ルピア》や、墓地回収ができる《デスメタ・ルピア》を使った方が無難。

無色ゴッド・ノヴァのみを使う前提でも、1コスト軽く無色クリーチャー全体を2コスト軽減ができる《ゼロ・ルピア》も存在する。そちらと違い、無色でないゴッドに対応させるために下限が設けられているのも難点。

同時に収録されたゼン&アクのようにを含まないゴッドデッキならば、を必要とする《ゴッド・ルピア》の代わりになるかもしれない。
が、ゼン&アク自然を含むのでマナブーストに優れ、を加えて【5色コントロール】のような構成を取ることも多いので、やはり厳しい。を入れなくても《深塊機士ガニスター》等が存在するのも向かい風か。

後に登場した《神人類 イズモ》は、3コストながら同じコスト軽減能力を持ち、中央G・リンクを持つ無色ゴッド・ノヴァ/オラクルである。
あらゆる点においてこのクリーチャー完全上位互換であり、どうしても5枚目以降として使いたい場合を除けばもはやこちらが採用されることはほぼ無いだろう。

  • その姿は既存のオラクルとは似ても似つかないが、一応「インガ」という名はオラクル7階層の1つである。
  • ルピアを持つ関係からか、無色オラクルの命名ルールから大きく外れている。後に多種族のオラクルが続々登場していることを見るに、ファイアー・バード/オラクルとした方が適切だっただろう。
    • 一応、階層の名前である「インガ」を仏教用語としての「因果」とのダブルネーミングと解釈すれば、命名ルールからは外れない。

デュエル・マスターズ プレイスでは

DMPP-20で実装。レアリティコモンになった。

ゴッドへのコスト軽減が強制化し、軽減値が2に強化された。

1枚が複数体の召喚を行うG・リンクには非常に相性が良く、例えば《邪道外道神》は合計6マナで《邪道外道神キキカイカイ》になれる。シティバトルアークでもこの戦術を使っていた。

《神人類 ヨミ》のサポートとしては、自身が生き残れた場合にはかなり強い。オラクルが《インガ・ルピア》1体しかいなくても《ヨミ》の召喚コストが5となるのでドローソースとして気軽に使えてしまう。
そこから中央G・リンクで大型化もでき、相性は非常に良い。

一方、コスト軽減を使う暇がない場合は持て余すことになってしまう。《聖邪のインガ スパイス・クィーンズ》はコスト2で《ヨミ》の召喚コストが2下がるため実質タダでブロッカーを残せる。《ヨミ》を軽く出すことだけを目指すなら小型オラクルからシンパシーを使う手や《大地と永遠の神門》を唱える方法もあるため、《イズモ》も多く投入するなどデッキにゴッドを十分採用し、《インガ・ルピア》のコスト軽減が腐るような場面を極力減らすことが望ましい。

DMPP-21では、無色版一撃奪取《透明妖精リリン》が登場。自然文明を入れなくても3ターン目に召喚できるようになった。

フレーバーテキスト

  • DMX-14DMPP-20
    神様が神様を呼び、神様同士が新たな神様になるっぴ!――インガ・ルピア

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考