【オラクル】 (デュエプレ)DMPP-20で成立した種族デッキ。 異なる2つの軸があり、その強みは全く異なる。 【光臨オラクル】このデッキの目的通常採用されるカードでは、最速4ターン目に軽量光臨を発動させることができる。ここでアドバンテージを得ると、その次のターンも高確率で光臨を使うことができるため、個々はコスト適正のクリーチャーたちでも累計の仕事量がとんでもないことになって圧殺する。 DMPP-21で完全にアーキタイプが確立したのは白青黒の3色タイプ。 まず最軽量の《マントラのイザナイ カリーナ》は確定。そこに《転々のサトリ ラシャ》による即時起動、《祈祷のマントラ ミルク》+《戦攻のイザナイ アカダシ》or《封魔のイザナイ ガラムマサラ》を加えて再現性を確保する。 踏み倒し先の一番は《業欲のマントラ ゾロスター》。早期の複数枚ハンデスは試合を決定づけるには十分すぎる。仮に2ハンデス“しか”できなかったとしても、4ターン目にシールドブレイクで手札補充をしてしまわない2枚のランダムハンデスはプレミアム殿堂の《スケルトン・バイス》相当。 試合が進むと3ハンデス以上となるのはごく当たり前だが、光臨のタイミングのおかげでシールドブレイクしたものが手札に加わってから大量ハンデスが炸裂する。この様は《死神明王 XENOM》のよう。というかターン中にブレイクした数以上のハンデスも可能なので正直超えている。 残りのカードは、用済みとなった《祈祷のマントラ ミルク》がモヤシスレイヤーブロッカーになる他、書ききれないほど多数の恩恵がある《封滅のマントラ ストロガノフ》を添えて、残りはデッキの弱点をカバーするカードを入れて完成となる。 記憶力との戦いとなるが、基本的に3回光臨をすれば山札の配列を全把握できる。とりあえず《業欲のマントラ ゾロスター》がヒットするかどうかだけを見ておくだけでも、ブレイク後に相手の手札が残るか残らないかの方針を決めることができるので活用したいところ。
光臨オラクル(白青黒)で採用される主なカードほぼすべての人が採用
補完など
その他情報《業欲のマントラ ゾロスター》が登場していないDMPP-20のみ白青赤型が存在した。 白青黒では採用していなかった《幻獣のイザナイ リンリン》、《害悪のカルマ スタバック》、《爆走マントラ シラヌイ》が入る程度で、デッキ構築の考え方に大きな違いはない。 【ヨミオラクル】純粋に《神人類 ヨミ》のために組んだデッキ。DMPP-21で《無法神類 G・イズモ》などが登場したことでパーツが揃った。 手札が良ければ最速4ターン目に《神人類 ヨミ》を召喚することができ、出た時点で3ドローでリソースを確保しながら5ターン目に雑殴りしてもリーサルあるし「ブレイクされない」常在型能力まで溜めてからワンショットすることができる。 ※2〜3ターン目に、《スパイス・クィーンズ》または《透明妖精リリン》を合計2体出しておけば、4ターン目に8-4=4マナで《ヨミ》を召喚できる。他に2ターン目《透明妖精リリン》→3ターン目《インガ・ルピア》→4ターン目8-5=3マナ《ヨミ》パターンもある。 このデッキの強みは、何と言っても最終形態まで育てた場合の圧倒的防御力が売りとなる。 上の状況は決して机上論の話ではなく、《ヨミ》のリソース確保力と《インガ・ルピア》のコスト軽減により現実的に発生する状況なのである[2]。 流石に2体のそれらを3枚リンクさせるのはなかなか骨が折れるが、《ヨミ》1体なら安定して達成でき、《神の裏技ゴッド・ウォール》により自分・相手のセットの1ターンのみブレイクされない即席バリアで詰めることもできる。 《G・イズモ》は入るが、構築論は【G・イズモ】とは全く異なる。そちらは《G・イズモ》を安定して早く出すことを目的にデッキを組むのに対し、こちらは《ヨミ》がメインプランでサブが《G・イズモ》となる。 《ヨミ》軸オラクルで採用される主なカード
対【ヘルボロフ】用チューニング
《サトリ ラシャ》と《マントラ フリル》を入れた場合、どう考えても光のマナ基盤と無色カードだけでデッキの大半が埋め尽くされてしまうため、2ターン目に《聖邪のインガ スパイス・クィーンズ》を召喚できる文明を確保できない。 ただし、デッキに《デーモン・ハンド》など闇文明自体は数枚採用しておいたほうが良い。4枚程度採用しておくだけで《G・イズモ》を召喚できるようになる6マナ以上付近では闇文明を解放済みにできている見込みが高くなるためである。 その他情報《双天右神クラフト・ヴェルク》で《DNA・スパーク》や《終末の時計 ザ・クロック》を仕込める。また、内容を見ることはできないが《黄泉秘伝トリプル・ZERO》でもシールド追加できる。それらで延命しながら打点を確保していくことで【青単ジャバジャック】や【アウトレイジ墓地ソース】のようなゴリ押しにも粘り勝ちできる可能性がある。 コスト軽減獣と、cipや常在型能力目当てのクリーチャーなどを出していると、G・リンクに支障をきたす可能性がある。 手札以外をリソースとする中央G・リンクに、それぞれ素のコストが違う中でのコスト軽減が働くと、考えることが多いためプレイミスを誘発しやすいのて注意。 《神人類 ヨミ》はコマンドを持たないが、《聖霊左神ジャスティス》《悪魔右神ダフトパンク》《爆裂右神ストロークス》はコマンドなので《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》で召喚やリンクが封じられる。《無法神類 G・イズモ》から呼び出して召喚する、《精霊聖邪ライジング・サン》《真滅右神ラウドパーク》《魔天聖邪ビッグディアウト》も封じられる。 《聖霊左神ジャスティス》がエンジェル・コマンドなので、《ジャスティス・ヨミ》以上の形態になると《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》のリセットに巻き込まれなくなる。 【策士のイザナイ ゾロスター】残念ながら《策士のイザナイ ゾロスター》で《神人類 ヨミ》を出す専用デッキは上のデッキに勝っている部分がないと言わざるを得ない。 UNDER VR MATCHで《新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》を組むといった特殊な事例でもない限り使われないだろう。
一応フォローを入れておくと、【白青黒光臨オラクル】に《策士のイザナイ ゾロスター》と《神人類 ヨミ》を忍ばせておき、余裕ができたらターン終了時の効果で《ヨミ》に変換する使われ方なら確認されたことがある。 公式が公開したデッキサンプルレシピ1デュエプレ研究所#50より、パック発売前のギミック紹介用デッキ。
サンプルレシピ2
サンプルレシピ3DMPP-20Ver.での「新規作成」→「デッキレシピから作る」→「光闇ヨミ」より
サンプルレシピ4DMPP-20Ver.での「新規作成」→「デッキレシピから作る」→「光闇自然アシッド」より
サンプルレシピ5DMPP-21Ver.での「新規作成」→「デッキレシピから作る」→「光闇オラクル」より
参考
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[1] https://youtu.be/eVg6glGG20I [2] 参考までに、YouTbeでその立ち回りが決まった試合はこちら→https://youtu.be/-fcrTg96piQ?t=176 |