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帰還の精霊シュマヌマージ VR 光文明 (8) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド 10500 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
バトルゾーンにある自分のクリーチャーの数が相手より多ければ、自分はゲームに負けず、相手はゲームに勝てない。 |
相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、自分のカードが山札の一番下に置かれた時、カードを1枚引いてもよい。 |
DMRP-06で登場したエンジェル・コマンド。
自分のクリーチャーの数が相手より多ければ敗北回避能力を得て、さらに自分のカードが相手の呪文かクリーチャーによって山札の一番下に送られた時、ドローできる能力を持つ。
ドロー出来るのは相手の呪文やクリーチャーの能力によって山札の一番下に送られた時のみ。なのでD2フィールドである《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》で自分のクリーチャーが山札送りにされてもドローは出来ない。相手の《コーライル》などで山札の上に送られてもドロー出来ない。
ただ、ゾーンの指定がないので、相手の呪文やクリーチャーの能力ならバトルゾーン、手札やマナゾーン、シールドゾーンそして墓地から山札の一番下に置かれてもドローは可能。
パワーラインはパワー12000以上サポートを受けられるマッハファイター群に当たり負けるラインだが、こればかりは仕方がない。
基本的に相手任せな手札補充能力はオマケに捉えて、ゲームに負けにくいブロッカーとして使うのが主だろう。《ヘブンズ・ゲート》入りの【白単連鎖】なら能力を簡単に発揮できる。
環境を意識するなら敗北回避能力をいかに発動するか、そしてコスト踏み倒しメタをどうすべきかが重要。【轟破天九十九語】ならマッハファイターで相手の盤面を処理でき、《轟破天九十九語》がコスト踏み倒しメタを貫通するため、この点は問題ない。
《真実の名 タイガー・レジェンド》で大量に踏み倒しを行い、そうしてアクセスした《闘門の精霊ウェルキウス》で《真実の聖霊王 レオ・ザ・スター》を2体出して自軍のエンジェル・コマンドを不死化することで封印や置換効果以外では絶対に除去されない盤面を作るという運用法も考えられる。しかも対封印は敗北回避でライブラリアウトが適用されない状態で自分の山札を0枚にすることで、封印も不発にできる。
敗北回避能力は強制ドロー能力が多い【ヘブンズ・ゲート】における保険のような役割も持てる。