炎水剣(えんすいけん)オンセン・サバキ》

炎水剣オンセン・サバキ P 水/火文明 (4)
クロスギア
フリー・クロス:このカードをバトルゾーンに置く。このクロスギアを、コストを支払わずにクリーチャー1体にクロスしてもよい。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れても、このカードはバトルゾーンに残る。
このクロスギアをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるクロスギアを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
このクロスギアをクロスしたクリーチャーが相手のシールドをブレイクした時、相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊する。その後、カードを1枚引いてもよい。

DMX-12で登場した/クロスギア

キーワード能力であるフリー・クロスを持つため、ジェネレートした後にコストを支払わずにクロスすることが出来る。

シールドブレイクするたびに相手の小型クリーチャーの破壊とドローを行えるため、ビートダウンに適したスペックなカードだと言える。
さらにフリー・クロスによってアクセル能力などを手軽に起動できるのは大きいところ。クロスギア全体でみれば重量級に入るが、事実上クロスするコストは不要なので、1度場に出てさえしまえば着実にアドバンテージを稼いでくれる。
特に《羅神兵デュアル・又左》との相性は抜群である。
《蒼狼の始祖アマテラス》から踏み倒せるのも評価ポイント。

出た時クロスギア破壊する能力も持つ。
相手がクロスギアを出していればそれを破壊できるが、この能力は「相手の」がついていない。
従って、他にクロスギアが無い状態でジェネレートしてしまうと、自身の能力によりこのカードを破壊することになってしまう。
相手がクロスギアを採用しているとは限らないので、積極的に使っていきたい場合、他のクロスギアを一緒に採用する必要性が生じ、デッキの構成を圧迫させてしまう。
幸いにも、火と水には《助太刀 メモリー・アクセラー》《インフェルノ・シザース》といった軽量で使いやすいクロスギアが多いので、それほど苦労はしないだろう。

  • フリー・クロスの能力説明に「このカードをバトルゾーンに置く。」の一文があるが、これはコストを払わずにバトルゾーンに出せるという意味ではない。あくまでクロスに対してコストが不要なだけであり、ジェネレートする場合には正規のコストが要求される。おそらく、既にバトルゾーンに出ていることが前提でのテキストだったと考えられる。しかし、解釈のややこしさから、果たして必要な一文だったのかと疑問視されても仕方がないだろう。
    また、その後に続く「このクロスギアを、コストを支払わずにクリーチャー1体にクロスしてもよい。」は「このカードをバトルゾーンに置く。」に続いて処理される能力ではない。バトルゾーンに置いた時にクロスするという意味ではなく、メインステップにおけるクロスのコストが必要ないという意味の文である。
  • 火力は強制だが、ドローは任意。ちなみに「そうした場合」とはなっていないので、破壊できなくてもドローはできる。
  • イラストではこのクロスギアをクロスしている人型の黒いクリーチャーはオンセンのコスプレをしている。

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収録セット

参考