5色(ごしょく)ディスペクター】

王来篇で登場した多色ディスペクターをメインに置いた5色デッキ。基本的には【5色コントロール】ビッグマナのデッキに近い。
このページではデッキのほとんどがディスタス及びディスペクターで構成された構築を紹介する。
《フェアリー・ミラクル》《天災 デドダム》を搭載し、巨大ディスペクターを出すような通常【5色コントロール】との折衷型も存在する。

砕慄接続 グレイトフル・ベン SR 光/闇/自然文明 (8)
クリーチャー:ディスペクター/キング・コマンド・ドラゴン/ガイア・コマンド 13000
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
ブロッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の墓地のカードをすべて、タップしてマナゾーンに置いてもよい。
各ターンに一度、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。それがディスタスならコストを支払わずに召喚する。
不敬合成王 ロマティックダム・アルキング SR 光/水/闇/火/自然文明 (9)
進化クリーチャー:ニュー・ワールド・ドラゴン/ディスペクター 25000
進化GV・Ω:自分の墓地、マナゾーン、バトルゾーンからクリーチャーを1体ずつ選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
エクストラEXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドのうち1つを墓地に置く)
ワールド・ブレイカー
「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置く。それが進化ではないクリーチャーなら、自分の墓地から出す。
自分のシールドゾーンにあるディスペクターすべてに「G・ストライク」を与える。

主要カード

《砕慄接続 グレイトフル・ベン》白黒緑 cip墓地すべてをマナタップイン。各ターンに一度マナ召喚orディスタスタダ出し。
ブロッカードラゴンなので、自身の踏み倒し方法も多数。
基本的にはこのカードを中心として、下記の三候補から1つを相方として選ぶ。
《禁断竜王 Vol-Val-8》青赤緑 攻撃時に手札補充と全体除去を行い、クリーチャーを4体破壊することで追加ターンを得る。
《グレイトフル・ベン》でディスタスを並べて追加ターンを狙いたい。
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》白黒緑 cipマナブースト墓地肥やし 攻撃時墓地マナから1体ずつ出す
タップ中自分への攻撃を封じるMF
《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》5色 ディスペクターの踏み倒しと耐性を何重にも重ね合わせたワールド・ブレイカー
このデッキのコンセプトを象徴するような最終兵器。

候補ディスペクター

《聖魔連結王 ドルファディロム》白黒赤 フィニッシャーマナ基盤。
《熱核連結 ガイアトム・シックス》白黒赤 cipEXライフシールドが離れた時、9000以下破壊。選ばれた時、オールハンデス
《滅印連結 ヴァルハルザーク》白黒赤 スピードアタッカーパワード・ブレイカー。味方が出た時、相手クリーチャー1体タップ。
相手のクリーチャー破壊時、シールド追加&パワー+6000。
《極世接続 G.O.D.Z.A.》白黒緑 タップ時にコスト6以下の味方をリアニメイト。
EXライフブロッカーにより、粘り強さは抜群。
《戦国接続 ギャラクテスト・シデンシーザー》白黒緑 コスト軽減を持ち、cip墓地マナのカードを好きな組み合わせで回収する。
アタック・チャンス呪文と組み合わせる際に便利。
《鎧道接続 キング・マルバディアス》白黒緑 cipでコスト6以下のディスタスを二体タダ出し&単色コスト過重
《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》青赤緑 合計コスト9以下になるよう多色をタダ出し。
《竜界電融 N・EXT》青赤緑 cipマナディスタスディスペクターアンタップ 攻撃時いずれかのプレイヤーの墓地リセットと5枚の手札補充を行う
《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》青黒緑 カード指定除去ランデスハンデス置きドローライブラリアウト狙いを一手に担う
《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》青黒緑 除去リアニメイト、ロックなどさまざまな事が出来る
《祈跡連結 ミルザビ・ミラ》白黒 ターンの終わりに破壊されたディスタスを墓地から出す。
《紫天連結 ネバーシデンド》白赤 紫電効果持ちブロッカーEXライフシールドが離れたターン場を離れない。
《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》黒単 ターン終了時にハンデス

候補ディスタス

候補その他カード

《ディスタス・ゲート》墓地、手札、マナゾーンからコスト7以下になるようディスタスを出すS・トリガー呪文
《ヘブンズ・ゲート》手札からブロッカーディスペクター又はディスタスを出すS・トリガー呪文
《天災 デドダム》このカードをはじめとし、通常の【5色コントロール】に使用するようなカードを採用しても良い
《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》ディスペクター又はディスタスを大量展開 またはシールドマナ墓地1枚ずつ追加
《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》《Vol-Val-8》の的を強制的に引っ張り出す。手打ちをして自分の《アクアン-2》や《アジサイ-2》の呼び出しにも使う。
《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》で1ショットキルを狙う際にも。

このデッキの使い方・長点

序盤は《賢樹 エルフィ-1》でコストを軽減した《無頼 ブロンズ-1》《妖精 アジサイ-2》《龍魂珠》でマナを整える。
バトルゾーンにディスタスが溜まってきたらササゲールで大型ディスペクターを召喚。
動きとしては上の2行に収まるが、通常のディスペクターデッキと異なり、多種多様なカードを投入できる。

【5色コントロール】でなく敢えてこのデッキを使う意義を見出すために《禁断竜王 Vol-Val-8》《砕慄接続 グレイトフル・ベン》など、ディスタスの特性を活かした構築にしたい。
王来篇環境では《ヘブンズ・ゲート》軸が主流で、5色のみならず火を抜いて《零獄接続王 ロマノグリラ0世》を軸とした4色の方(【4色ロマノグリラ天門】)も多く見られる。

このデッキの弱点

主要カードが総じて多色であるため、色事故の可能性が非常に高い。
文明関係なくサポートを得られるディスタスとディスペクターの関係性から、やりたいことを全て入れられると錯覚しデッキが空中分解することも。
候補ディスペクター欄のカードを全て投入などすれば、何がしたいのかよくわからないままササゲールを浪費して終わってしまう。ディスペクターは多くとも5種類程に収めるのが良いだろう。

また【5色コントロール】系統の宿命として《メガ・マナロック・ドラゴン》などにも滅法弱い。
ディスペクターEXライフなどをメタられると一気に勢いが落ちるのも難点。そのためプレイングにはそれなりのテクニックが求められる。

【5色ドキンダンテXXII】

候補ディスペクター

《禁時混成王 ドキンダンテXXII》白青赤 cipで相手クリーチャーの能力無視。相手のコスト9以下のクリーチャー呪文の使用時にカウンター
《龍風混成 ザーディクリカ》白青赤 呪文踏み倒し火力ドローソリティアの要。EXライフでの延命、着地補助も
《戦霊混成 ウルボランス》白青赤 はじめてクリーチャーを召喚した時、そのクリーチャー以下のコストを持つ呪文を手札から唱える
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》白赤 cipで呪文を2枚サルベージ、アタックトリガーでコスト8以下の呪文を踏み倒す
《沸天混成 ジョバンセン・ガロウズ》白青赤 cip呪文サルベージ 呪文を半分のコストで唱えられる

候補呪文

《ルシファー》相手のターン中でターンスキップ。自分のターン中で光のコスト9以下踏み倒し
《呪術と脈動の刃》マナゾーンからS・トリガー呪文を唱える。《ルシファー》を唱えれば、最速4ターン目に《ドキンダンテXXII》を出せる。
このカード自体《ドキンダンテXXII》から唱えられるので、手札が少なくても《S・S・S》などで反撃可能
《S・S・S》破壊バウンスオールタップを行うS・トリガー。制圧力は最強クラス
《禁時王秘伝エンドオブランド》手札交換呪文ロック確定除去に近い除去
《ボーイズ・トゥ・メン》色基盤としても優秀なS・トリガー。1ドローとマナ加速タップ
《ジョー!ジョー!友ジョー!》ターンのはじめにマナから手札に戻せる5色レインボー。山札の上5枚から《ドキンダンテXXII》を出す

《禁時混成王 ドキンダンテXXII》呪文によるカウンターをしながら動くタイプ。普通の構築よりも大型呪文の比率が高い。
ディスタスサポートを利用するカードを必要としないため、通常の【5色コントロール】風デッキとなる。

参考