真実の名(トゥルーネーム) アラシ・タイガー》

真実の名 アラシ・タイガー SR 光文明 (10)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/アンノウン 12000
このクリーチャーまたは自分の他のエンジェル・コマンドをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。
相手のクリーチャーが攻撃する時、光のエンジェル・コマンドを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
T・ブレイカー

DMX-12で登場したエンジェル・コマンド/アンノウン

強力なコスト踏み倒し能力と、それに噛み合うシールド追加能力を持つ。

自身か、他のエンジェル・コマンドバトルゾーンに出すことで山札の上からシールド追加ができる。出すだけでも最低限のアドバンテージを得ることができるので、すぐに除去されても完全に無駄にはならない。
何とか除去を掻い潜れば、エンジェル・コマンドを出すたびにシールド追加ができる。

更に、相手クリーチャー攻撃する時、自分の手札からエンジェル・コマンドコスト踏み倒しで出せる。これは自身のシールド追加と噛み合っており、デッキの構成にもよるが、このクリーチャーがいる限りダイレクトアタックがほぼ通らなくなる。

攻撃するたびにエンジェル・コマンドの展開とシールド追加が可能となるので、相手に大きなプレッシャーを与えることができる。

ただし、当然ながら相手もこのクリーチャー除去しようとしてくるので、安定してバトルゾーンに維持するのは少々難しい。普通に出すだけでは簡単に除去されてしまう。

その上、このコスト踏み倒し相手依存なのが評価を下げる。このカードがいる時に相手はわざわざ攻撃してこないだろう。《ファントム・ベール》《悪魔聖霊バルホルス》などの攻撃強制させるカードと組み合わせるなど、専用のデッキ構築が求められる。
また、自分の手札が無ければ能力が使えないので、《ロスト・ソウル》などのハンデスにも警戒が必要。場合によっては《墓守の鐘ベルリン》《聖鐘の翼 ティグヌス》などのハンデス耐性は必要となる。

更に10マナと非常に重いという根本的な問題がある。ブロッカーではないので《ヘブンズ・ゲート》で踏み倒せないのが辛いところ。《クリスティ・ゲート》のような手段も使えないので、コスト踏み倒しするには《獰猛なる大地》《ホーガン・ブラスター》のような限られた方法になってしまう。

能力自体は非常に魅力的だが、このクリーチャーを使いこなすのはなかなか難しいところである。

  • 9コストであり強力な除去耐性を持つ《獅子頂龍 ライオネル》とも相性が良い。《ライオネル》に《ヒラメキ・プログラム》を使用して出せば、《ライオネル》の置換効果によりシールドを1枚手札に加える必要があるがこのクリーチャーの能力で即座に補充でき、手札に加えたシールドのS・トリガーが使用可能。光のカードのS・トリガー化により2体目のこのクリーチャーが出てくる場合も。

収録セット

参考