《英傑の精獣 バアル・バララーク》
英傑の精獣バアル・バララーク P 火文明 (6) |
クリーチャー:マジカル・モンスター 6000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、6以下の数字をひとつ選ぶ。選んだ数字と同じコストを持つクリーチャーをすべて破壊する。 |
W・ブレイカー |
週刊少年サンデー2014年22・23合併号付録として登場した火のマジカル・モンスター。
cipで《ドラゴン・シャウト》のコスト版とも言える変則的な全体除去を放つ。ウェーブストライカーなどコストに偏りのある相手なら一網打尽にできる可能性を秘めている。また、《ドラゴン・シャウト》と違いクリーチャーであるため、6以外の数字を選べばW・ブレイカーが残る。
パワーと違い、コストは原則として変化させる事ができない事、コストを選ぶが特定のクリーチャーは選ばない事から、パンプアップやアンタッチャブル等の除去耐性に対するメタとなる。範囲内であれば狙ったクリーチャーをほぼ確実に討ち取る事ができる。
だが、選ぶコストによっては味方も巻き込むので、使う場合はタイミングが肝心。なるべくデッキ内のコストを固めたり、逆にpig持ちとのコンボを狙うことを心掛けたい。
刺さる相手には刺さるので、環境を読んで使えばメタカードとなり得る一枚である。
- 選べる数字に下限はないため、0を選ぶこともできる。かつてはコストが0のクリーチャーがいなかったため全く意味のない行為であったが、のちにコスト0の《零龍》が登場した。とはいえ、《零龍》は除去耐性を持っているためやはり0を選ぶ意義は薄い。
- ただし、負の数は総合ルール108.1より選べない。もっとも、コストがマイナスのクリーチャーはいないので問題はない。
- 元ネタは週刊少年サンデーで連載されている「マギ」に登場するキャラクター、シンドバッドが契約している憤怒と英傑の精霊「バアル」で、今回はマギの外伝である「マギ シンドバットの冒険」名義で登場している。《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》に次いで2体目のマジカル・モンスターである。また、その「バアル」の由来としてソロモン72柱の魔神バアルがある。
- この付録の影響の為この時期に流されていた「マギ シンドバットの冒険」のCMは版権の都合上の影響で、マギシリーズの再放送が行われていたアニマックスでは流されず、デュエマ関連の番組放送を行っているキッズステーションでの放送になった。
- このカードが登場したことによって、週刊少年サンデーにつく付録カードが多色カードであるという法則が崩れた。
- フレーバーテキストに「第一の精獣」とあることから、今後新たな「精獣」が登場する可能性がある。
関連カード
- プロモ(P11/Y13)
第一の精獣。 その通り名は、憤怒と英傑。
収録セット
参考