【ガチャンコ ガチロボ】《ガチャンコ ガチロボ》で大量のクリーチャーをコスト踏み倒しするハイリスクハイリターンなデッキ。
このデッキの特徴統一するコストによって「〇コスト軸」あるいは【〇軸ガチロボ】と呼ばれる。基本的には《ガチャンコ ガチロボ》と同じ6コスト軸が最も無難で安定している。 デッキカラーは5色、もしくは4色ほどで組まれる事が多く、配分としては《ガチロボ》の文明である水、マナブーストやコスト軽減を有する自然、《ガチロボ》にスピードアタッカーを付与できる火がやや多めになる事が多い。したがって光と闇は少なめ、もしくはタッチに近い形になりがちだが、その点もプレイヤーの好みや方向性に左右されやすく一概には言えない。 どの軸でも、採用されるクリーチャーは主に、《ガチロボ》をサーチするカード、《ガチロボ》にスピードアタッカーを付与するカード、《ガチロボ》を召喚するまでの時間を稼ぐS・トリガー獣などが中心となる。その他、デッキによってはマナブーストや山札操作のカードも追加される。 《ガチロボ》が出せる状況になったらすかさず《ガチロボ》を召喚、能力で一気にクリーチャーを展開していく。能力が2〜3度決まれば並のデッキでは対処しきれないほどの手数が揃うはずなので、そのまま1ショットキル気味に攻勢に入れば、スパーク系呪文や《終末の時計 ザ・クロック》などが出ない限りは強引にダイレクトアタックまで持ち込むことができるだろう。 また、デッキ内を同コストクリーチャーで統一せず《魂の呼び声》や《鬼人形ブソウ》などを用いて山札上を固定し、《ガチロボ》で踏み倒す型も存在する。通常の【〇軸ガチロボ】に比べ繊細なプレイングを要求されるが、超大型クリーチャーを三体踏み倒せば一気にゲームエンドに持ち込むことは十分可能。〇軸型の構築が難しいコストのクリーチャーを踏み倒したい場合はこの型を検討してもいいだろう。 双極篇で登場したツインパクトのおかげで、7軸等、比較的重いマナナンバーを軸とする際の構築や運用の難易度が大幅に下がった。呪文面を序盤のマナブースト等で活用しつつ、重いクリーチャー面を《ガチロボ》で踏み倒せるからである。 大量のEXライフ持ちを獲得した王来篇以降は、一度展開したらEXシールドのおかげでたとえ《閃光の守護者ホーリー》などのオールタップS・トリガーを踏んでブロッカーを無効化されたとしても、生半可なビートダウンに返り討ちにされなくなった。同時期に登場したG・ストライクもまた防御札として有用である。 課題その特異なデッキ構成と性質故に弱点はかなり多い。コスト踏み倒しメタは言わずもがな、《とこしえの超人》のような手札以外メタ、山札利用メタ、《アポカリプス・デイ》などのリセットカード、特定のコストを封じたり除去する《「本日のラッキーナンバー!」》や《7777777》など、例を挙げていくときりがなく、相手が悪いと一瞬で機能停止に追い込まれかねない。 その様なことがないように、環境をしっかり読んで適した除去札やメタカード、防御札などの対策カードはある程度は投入しておきたい。 現在はカードプール、特にツインパクトの増加に伴い、対策カードを入れつつデッキパワーをある程度高水準に保った構築を組みやすくなっている。 軸別【ガチロボ】このページでは、
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【2軸ガチロボ】候補カード
優秀なコスト踏み倒しメタが多いので刺さる対面にはとことん刺さる。 しかし、《ガチロボ》を出した時の爆発力が低いことが難点であり、2コストを3体踏み倒すことが6コストであるこのクリーチャーでやるべきことかと言われれば疑問の残るところだろう。 しかし《ガチロボ》は《ロック“SPK”スピーカー》と違い、アタックトリガーで展開もできるため、《スニーク戦車 オーリー》などで《ガチロボ》にスピードアタッカーを付与できればさらなる展開を狙える。 2コストと言っても、素出しプランも充実しており、メタビートとして回すことも容易なので、コスト踏み倒しメタには強固。 【9軸ガチロボ】候補カードこのコスト域からはオーバーキルな構築であり、安定しない。 強力なクリーチャーが多数ひしめき合っているが、中でも呪文ロックである《偽Re:の王 ナンバーナイン》関連を多数積み込める為、呪文デッキには強気で出られる。また、強力なランデス持ちも目立つ。 【10軸ガチロボ】候補カードこの型以降は【アマテラス・キリコ】の方が構築は安定する。そのため、使うならどうしても【ガチロボ】でなくてはならない理由が必要。 長くツインパクトカードに恵まれず、序盤のマナブーストは4コストの《キーボード・アクセス》のみだった。しかしDMBD-18で《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》を手に入れたことにより、安定性が大きく向上。 防御用のS・トリガーやニンジャ・ストライクは恵まれないコスト域。防御手段になりうるS・トリガーは《めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》と《深海の伝道師 アトランティス》と《天井院さま》がいるが、癖があって頼りになりにくい。しかも《アトランティス》は横に並べる《ガチロボ》とアンチシナジー。G・ストライクは《「俺」の頂 ライオネル GS》があり、こちらは癖が少なくデッキに自然に入れやすい。《聖霊王アルファディオス GS》も存在するがこちらは《ガチロボ》からめくれた際は実質ハズレ枠になる事を覚悟しなくてはならないだろう。 と言ったように長らく辛酸を嘗め続けていた10軸だったが、DM23-EX1が発売されると状況が一変。同弾に収録された《「根性」の頂 メチャデ塊ゾウ》、《「合体」の頂 アクア・TITAAANS》、《「必然」の頂 リュウセイ》の3枚はいずれもG・ストライクを持ったツインパクトカードであり、その呪文の内容もそれぞれマナブースト兼ささやかなサーチ/2枚ドロー/使いやすい全体除去、といずれも優秀。防御力と初動の安定性が共に大きく向上した。 【11軸ガチロボ】候補カード
11コストはS・トリガー、ツインパクトどちらも非常に少なく、さらにオーバーキルが増した型。11コストの初動として《W・チャージャー》が登場したものの、ガチロボ召喚までの動きが精々《ミステリー・キューブ》などしかなく、依然まともにデッキとして形にするのは難しい。《異端流し オニカマス》への対処は意外にも《偽りの王 モーツァルト》、《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》など抜かりがない。《洗脳センノー》など、踏み倒し自体させないカードを出された場合、敗北は確定。 【12軸ガチロボ】候補カード
完全に冗談の域で、デッキをコスト12のクリーチャーで固めること自体が目的のようなもの。 【13軸ガチロボ】候補カード
現時点で13コストのクリーチャーは12種しか存在せず、その内2体は踏み倒すと即デッキに帰ってしまう有様であり、枠を埋めるのが限界。これも準バニラに近いスペックが多いため、やはり安定しない。無論12軸未満のジャンクデッキと変わりないのは言うまでもない。 その他
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