奇跡(きせき)覚醒者(かくせいしゃ)ファイナル・ストーム XX(ダブルクロス) NEX(ネックス)

奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX SR 火文明 (20)
サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド 23000
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。それがドラゴンであれば、このターンの後、もう一度自分のターンを繰り返す。
Q・ブレイカー
覚醒前⇒《時空の神風ストーム・カイザー XX》

DM-38で登場したサイキックアーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド
自分の山札の上を確認し、それがドラゴンなら追加ターンを得られるというアタックトリガーを持つ。

追加ターンの条件が覚醒条件とほぼ同じなため、《時空の神風ストーム・カイザー XX》覚醒が出来るデッキなら《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》の追加ターンを得ることも出来る筈である。詳しくは《時空の神風ストーム・カイザー XX》を参照されたし。
追加ターンは非常に強烈な能力の1つであり、アタックトリガーの発動に成功したのなら大抵の場合、相手にターンを渡すことなくゲームを畳むことが出来るだろう。

注意点としては、やはり山札操作等をしていなければアタックトリガーが確実ではないことと、解除を持たない事、Q・ブレイカーである事。
追加ターンが確実に得られるのなら何も問題はないのだが、除去耐性のないQ・ブレイカーで中途半端にシールドを削るという、かなりリスクの高いプレイをしなければならず、失敗した上にS・トリガーでも踏み抜いて退場しようものなら、覚醒の手間から考えても悲惨である。

解除を持たない事とQ・ブレイカーであることはなかなかの曲者であり、《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》単体ではごり押しが出来ず、ワールド・ブレイカーでもないためシールドが1枚残ってしまい、詰め切るのにもう二手間が必要となる。
追加ターンを前提としても、除去S・トリガーを1回は踏むことを考えると《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》だけで詰め切ることは出来ないため、盤面に他の打点を用意しておくか、スピードアタッカーで追撃出来るようにしておくべきである。

総合的に見て、《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》もまた構築への依存が高いフィニッシャーであるといえる。

Q・ブレイカーで残ったシールドスパーク《終末の時計 ザ・クロック》がである可能性を考えると、ゲームの再序盤にウィニーシールドを1枚削って4枚にして置くプレイングも考えられる。この場合、スーパー・S・トリガーが裏目となる。
いかに詰め切れるかという部分に焦点を当てるならば、積極的・柔軟な攻めが出来るビートダウンと相性の良いフィニッシャーであるといえる。

  • クリーチャーのイラストが前面に押し出され、「サイキック・クリーチャー」の文字の半分が隠れ「サイキック・ク」になっている。再販版では修正され「サイキック・クリーチ」となっている。
  • シークレットカード版と比べて通常版はイラストが右にずれており、ホイルの光もイラストからずれている。

デュエル・マスターズ プレイスでは

奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX PS 火文明 (20)
サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド 23000
攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。それがドラゴンであれば、このターンの後で自分のターンをもう一度行う。
Q・ブレイカー
覚醒前⇒《時空の神風ストーム・カイザー XX》

DMPP-14で実装。《超次元ストーム・ホール》を入手・生成することで特典として付いてくる。
攻撃する時に、自分の山札の上から1枚目を見せるではなく墓地に置くになった。

《無限掌》で1ターンに何度も攻撃できる状態において、山札の上から1枚目がその都度更新されるので、攻撃回数=追加ターン獲得数にはならず、また獲得に失敗してもハマりにはならず次の攻撃時には獲得に成功することもある。

  • このクリーチャーに覚醒したら、勝手に《超時空ストーム G・XX》任意能力が誘発するので誤操作には要注意。間違えて「OK」を押してしまうと進化を取りやめることはできない。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考