霊峰(れいほう) メテオザ-1(ワン)

霊峰 メテオザ-1 P 火文明 (2)
クリーチャー:ロック・ビースト/ディスタス 1000
このクリーチャーが出た時、相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。
ササゲール1(ディスペクターを召喚する時、コストを1少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)

DMSD-18で登場したロック・ビースト/ディスタスクリーチャー

わずか2コストで、邪魔なウィニーを蹴散らしながら、ディスペクターのサポートができ、なかなかのコストパフォーマンスを誇る。
インフレの過程で火力が軽視されがちになった登場時の環境でも、後手2ターン目や先手3ターン目に《奇石 ミクセル》や一番隊、《ヤッタレマン》一撃奪取などをどかしつつクリーチャーが残る点は評価できる。

デザインではササゲールクリーチャーが残る強みを持たせて登場したと思われるが、《奇石 ミクセル》をどかせる火のクリーチャーなので、ササゲール抜きに《“罰怒”ブランド》マスターB・A・Dのサポートとしても強力。

勿論ビートジョッキーではないので《一番隊 チュチュリス》ではコスト軽減できない。そのため、《一撃奪取 トップギア》でサポートするとベター。

環境において

DMEX-15期にはこれを入れた【赤単ブランド】チャンピオンシップ(オリジナル)優勝を果たした。

【我我我ブランド】が成立すると、コスト踏み倒しメタ対策としてそちらでそれなりに使われるようになった。

2021年8月下旬頃の環境になると、【我我我ブランド】のチャンピオンシップ4位以内入賞レシピにほぼ入るようになった。

汎用除去として《“逆悪襲”ブランド》が登場すると一時期デッキパーツから脱落していたが、ミラーマッチウィニーには刺さる上に、召喚でも反応する《奇石 ミクセル》《ベイB セガーレ》不正メタには《“逆悪襲”》が打点にできなくなる弱点で差別化できたため、その後もしばらくは環境でそこそこ採用されていた。

それからあまり環境で見かけなくなったが、2023年2月に入ると《パイセン・チュリス》リソース型の【我我我ブランド】で採用されるようになった。《パイセン・チュリス》では拾えないが、【我我我ブランド】ミラーマッチの機会が比較的多くなったため刺さるケースは増えた。

その他

  • 余談だが、cipで2000単体火力を持つクリーチャーは、事実上では《カラット・アゲッチ》相互互換である《ドリドリ地底車 ドカパンク》以来、相互互換ではない純粋な新規スペックのカードに限れば《漢の2号 ボスカツ剣》以来となる。
    • 汎用性の低い2000単体火力持ちは、パックのコモン枠やスターターデッキの枠埋め程度でしか刷られていなかった。《霊峰 メテオザ-1》自身も構築済み出身となったが、それらより大きくスペックアップしている。
    • 疑似的なcip2000火力としてはある程度能力をコントロールできる《JK軍曹チョキパン》までさかのぼるが、相手が火力を嫌って《JK軍曹チョキパン》側がチョキを出したところにパーを出せば火力を使えなくなる。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考