《アクア・オフィサー》
アクア・オフィサー R 水文明 (6) |
クリーチャー:リキッド・ピープル 2000 |
ターンのはじめにカードを引く時、2枚まで余分に引く。 |
自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを2体タップする。 |
DM-14で登場したリキッド・ピープル。
強大なメリットとデメリットを合わせ持つシステムクリーチャー。
追加で2枚ドローという能力はあまりにも強力。しかし、自分のクリーチャーを2体タップというデメリットはかなり厳しい。
場に他に2体クリーチャーがいなければ、このクリーチャー自身がタップされ、殴り返しで1枚もドローできずに除去される。
置きドローとして普通に使用するのはかなり難しい。まずタップしたときのフォローが必須な上、低めのパワーも足を引っ張る。
《曙の守護者パラ・オーレシス》や《護法の精霊アムシオン》、《希望の使徒トール》などでサポートできなくもないが、もっと使いやすい置きドローがあることも事実。
例えば水で5マナあれば《超次元エナジー・ホール》から《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》が出せる。
他にも同じ6コストリキッド・ピープルの《龍覇 M・A・S》などで《龍波動空母 エビデゴラス》が呼べてしまうので、ドロー枚数を考慮しても安定感の面ではあちらに勝てない。
逆に自分のクリーチャーをタップできると考えると使い道は大きく広がる。
「自身がタップされているときに効果を発揮する」カード、《不落の超人》、《流れ星ムサシ》、各種サイレントスキル持ちのクリーチャーなどとは相性がよい。
《お騒がせチューザ》の能力を召喚酔いなしで機能させることも可能。
可能性はいろいろあるのだが、能力を発揮できる状況は極めて限定されており、相手の妨害をかいくぐってその状況を安定して作ることは非常に困難。
反面、安定して能力を発揮できたときの手札補充能力は極めて魅力的。
現状ではファンデッキレベルの力しかないかもしれないが、ファンデッキのテーマとするには、多彩な可能性の存在する好カードである。
- フレーバーテキストは「無理が通れば道理引っ込む」ということわざをもじったものである。
- 無理=追加ドロー、疲れる=自己タップと捉えればそれなりに意味も通る。ただし、その場合無理する前に疲れていることになる。
収録セット
参考