《ファイナル・アンサー》
ファイナル・アンサー R 闇文明 (3) |
呪文 |
相手の手札を見て、その中から1枚選ぶ。相手はそのカードを捨ててもよい。もしそのカードを捨てない場合、残りの手札をすべて捨てさせる。 |
DM-33で登場した闇の呪文。
変則的ながらも3マナでピーピングハンデスができる数少ない呪文。
ハンデスを拒否すると選ばれなかったカードを全て捨てなければならず、続けて他の軽量ハンデス呪文を打たれると実質《ロスト・ソウル》になる都合上、大抵相手は指定されたカードを落とさざるを得ない。
「コスト3のピーピングハンデス」と言えば聞こえはいいが、相手の手札が2枚ならば実質セルフハンデスとなり、相手の手札が1枚だと実質ピーピングしかできないので使い勝手は良いとは言えない。しかし、3コスでピーピングハンデスできるカードは少なく、相手の計算を狂わせられる。低コスト故に《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》や《Wave ウェイブ》、《龍素記号wD サイクルペディア》などによる使い回しなどが可能であり、《地震と火事の雷親父》よりは完成度が高いと言える。
単体では使うほど効果が薄くなるので、デッキに投入するならばその点を考慮に入れておきたい。
《T・T・T》や《フューチャー・ブレイン》、《サイバー・ブレイン》など、優秀なドローソースが充実し、現特定のカードからコンボやキルを始動するパターンが多い環境では、このカードが活躍しやすいかもしれない。
《解体人形ジェニー》よりもコストが軽いが、マナブーストすれば《解体人形ジェニー》なども3ターン目に出せる上、相手の手札が減るほど威力が落ちるため緑が入らないハンデス主体のデッキでは相性が悪い。
低コストのピーピングハンデス呪文として、DMRP-09で《ウォズレックの審問》、DMRP-16にて《密かで華麗なるカイタイ》が登場した。こちらは闇単色である点や相手のシールドを増やさない点などに着目し差別化したい。
その他
- 相手の手札がある状態でもハンデスできないことがあるハンデスカードは非常に珍しい。
- カード名の元ネタはクイズ番組「クイズ$ミリオネア」の司会者の決め台詞。なお、この番組はイギリスで放送されている「フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア」の日本版である。
- DM-33
ハンデを貰った亀にウサギは絶対に追いつけない。この意味、わかる?
収録セット
参考