(なつ)だ!デュエル修業(しゅぎょう)だ!!》

夏だ!デュエル修業だ!! P 水/火/自然文明 (3)
呪文
自分の手札をすべて捨て、カードを4枚引き、その後、自分の手札を1枚マナゾーンに置く。
このターンが自分のターンなら、ターンの残りをとばす。

DMEX-15で登場した//自然呪文

オールディスカードを行うが、最終的に手札を3枚にして、マナを1枚増やせる。手札がない状態で唱えれば《天災 デドダム》もビックリなアドバンテージの塊になり、手札が1、2枚あっても十分元は取れる。最悪、墓地肥やしや手札の質を上げる手段になるので、損失が大きくなりにくい。
《幻緑の双月》cipような手札を減らす効果を帳消しにすることもできる。
ただし、ハンデスには注意。「どうせこの呪文で手札を回復できるから」と調子に乗って手札を減らした矢先、ハンデスでこの呪文を落とされたら目も当てられない。

そのリターンの大きさと引き換えにターンの残りをとばす強烈なデメリットを持つため、《天災 デドダム》などと比べて中盤・終盤における使いづらさは目立つ。自らの能力で確保したリソースを余ったマナですぐに使ったり、【オボロティガウォック】のドロー枚数稼ぎに使ったりすることはできず、その融通の利きにくさから序盤に使っておきたいカードである。

自分のターンの終わりに発生するデメリットがあればそれを打ち消せる。
また、アタックトリガーで唱えると事実上の攻撃中止を行えるため、相手のシールドをブレイクしたくない時に役立つ。
《魔軸の鎖 カメカメン》アバレチェーンや、革命チェンジで出てきた《ミラクル1 ドレミ24》cipで唱えるのが現実的か。
先攻なら初期手札が4枚なので、この呪文ゲーム中はじめて自分が唱える呪文であれば、この呪文自身を差し引き3枚の墓地肥やしができる。

墓地肥やしとして見ると、3マナでこの呪文を唱えたあと次のターンに《再誕の聖地》へと綺麗につながる点が優秀。トップに頼ったコンボであるため安定性はないが、《ブレイン・ストーム》など、このコンボと相性の良いカードも一応存在する。

元あった手札を全てディスカードしてしまうため、なるべく【5色グレンモルト】のようなマナ回収墓地回収の手段のあるデッキで使いたいところ。

  • 5コスト帯で墓地にさわれるカードはもとより優秀なものが多いが、墓地の内容が何でもいいのはおそらく《再誕の聖地》だけだろう。先述の序盤に使っておきたい性質とマッチしている。
  • 総合ルールVer.1.32で微修正された512.により、次のターンに移行する時、その時点で保留状態のカードはすべて墓地に置かれることとなった。
    • つまり《甲型龍帝式 キリコ³》のように、複数枚を墓地以外から保留状態で山札から呪文を唱える効果では、元あったゾーンに関係なくカードが直接墓地に置かれてしまうケースが生まれた。
  • 修行ではなく修である。読みが「しゅぎょう」なので前者と混合しがちであるが、カード名を記載する際は間違えないように。なお一般に「修業」とは芸を身に付けることを、「修行」とは悟りを開くために精神を鍛えることを指す。

フレーバーテキスト

  • DMEX-15
    待ちに待った夏休み。デュエマの修業に向かった勝太と仲間たち……しかし待っていたのは謎の老婆、ファルコン凡婆だった! -『デュエル・マスターズV』9巻より
  • DM23-RP2(T2/T10)
    えーい! 「チャンネル登録よろゆり」アタック~!! ― 珊瑚妖精キユリ
    さすがキユリちゃんっ! すごいすごいすご~い!! ― 応援妖精エール
  • DM23-RP2(TF2/TF10)
    お姉様、恥ずかしいです……。 ― 恋愛妖精アジサイ
    アジサイちゃん大丈夫よ、と~~~っても可愛いから! ― 情熱妖精ヒガンナ

収録セット

参考