応援妖精(おうえんようせい)エール/「みんな一緒(いっしょ)応援(おうえん)してね!」》

応援妖精エール UC 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー 2000
このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンのカードを2枚までアンタップする。
「みんな一緒に応援してね!」 UC 火文明 (4)
呪文
S・トリガー
自分の手札を1枚捨てる。その後、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。捨てた手札がスノーフェアリーなら、相手のパワー6000以下のクリーチャーをもう1体破壊する。

DMEX-12で登場した自然スノーフェアリー呪文ツインパクト

クリーチャー面はcipで2枚までマナ回復する。
このカードのコストが2なので、実質ノーコストで召喚できる。
場に多くのスノーフェアリーを要求する《武家類武士目 ステージュラ》《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》との相性がよい。

cipマナ回復をcipループに組み込むことで無限にマナを使える。
《原始 サンナップ》《鯛焼の超人》がライバルになるが、このカードはコストが最も低く、多くのコスト踏み倒しに対応している点が長所となる。
ただ、アンタップマナ生成枚数が少ないため、ループなどのコンボデッキにはひと工夫が必要。【スノーフェアリーサイクル】ではこのアンタップ量でもソリティアが成立する。

呪文面は1枚ディスカードした後に6000火力を放ち、ディスカードしたのがスノーフェアリーならもう1回6000火力を放つ。
「その後」で区切られているため、手札が1枚も無い状態でも1回は6000火力を放てる。手札が1枚減るのは無視できないデメリットだが、スノーフェアリーは《ダイヤモンド・ブリザード》《武家類武士目 ステージュラ》《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》といったスノーフェアリーを墓地回収するカードが豊富なため、上手く使えばデメリットを帳消しにした上で6000火力を2回放てる。そのうえS・トリガーがついている上に4コストと軽いため、手打ちで使っても防御札として使っても非常に強力。

環境において

登場からしばらくはこれといった採用先が無かったが、【赤緑“逆悪襲”ブランド】が台頭するとその主要パーツとして活躍し出した。1ターン目に場持ちや攻撃に関してデメリットの無い1コストウィニーを出し、2ターン目にこれを出しつつ《グレイト“S-駆”》を2体出しすれば、あらゆるコスト踏み倒しメタに引っ掛からない形で3ターン目にジャスキル+1打点でのダイレクトアタックが狙える。

【緑単オービーメイカー】が発祥すると、《十番龍 オービーメイカー Par100》早期着地に繋がる上振れ要素としての性質を帯びるようになった。

【青黒緑オービーメイカー】でも概ね【緑単オービーメイカー】と同様の立ち位置。《CRYMAX ジャオウガ》型の場合は《母なる星域》で既に召喚酔いの解けているクリーチャーを消さないためにそのコストとして直前に呼び出すケースもしばしば。

マナブーストではないので《烈火大聖 ソンクン》にはつながらず、そうしたことからそちらが登場したころになると既に【赤緑“逆悪襲”ブランド】から脱落している。

その他

関連カード

収録セット

参考


[1] 《カラフル・ダンス》マナゾーンのカードを墓地に送るシーンで詳しく描写されなかったが《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》進化するシーンの墓地から移動したカードから《カラフル・ダンス》の効果でこのカードがマナゾーンから墓地へ送られたものだと思われる。