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氷牙レオポル・ディーネ公 C 水文明 (4) |
クリーチャー:サイバー・ウイルス/ナイト 2000 |
自分が呪文を唱えた時、カードを1枚引いてもよい。 |
エマージェンシー・タイフーン C 水文明 (2) |
呪文 |
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) |
カードを2枚まで引く。その後、自分の手札を1枚捨てる。 |
DMEX-17で登場した水のサイバー・ウイルス/ナイトツインパクト。
《氷牙レオポル・ディーネ公》と《エマージェンシー・タイフーン》を合わせてツインパクト化したもの。
【ナイト】での相性もさることながら、ツインパクトの特性と《エマージェンシー・タイフーン》の能力から、【墓地ソース】や【カリヤドネループ】での活躍が期待できる。
特に【カリヤドネループ】においてはクリーチャー面の置きドロー能力を利用したループが可能。元々オリジナル版の《氷牙レオポル・ディーネ公》でも実現できたが、デッキの枠を空費しないツインパクト版で実現できることに意義があると言える。
さらに墓地利用デッキに入るカードとしては、墓地回収しやすいというツインパクトの性質とも噛み合っている。
登場早々【青黒退化】の初動として採用されるようになった。リメイク元と合わせて8枚体制にする必要はなく、同じスペックのカードは4枚あれば十分なので、リメイク元とは総入れ替えとなった。オリジナルでは青赤構築の【墓地ソース】でも同じ頃にチャンピオンシップ3位入賞しており、ある意味では青赤でも十分戦える構築に仕上がったことを示した結果と言える。
パワーが2000なので【青黒退化】対策の《ローズ・キャッスル》1枚では破壊されない。返しのターンに除去を飛ばされなければ要塞化されたそちらをブレイクにより墓地送りにすることができ、こちら側の《死神術士デスマーチ》を延々と破壊されるロックを脱出できる。
当然【青黒緑退化】のパーツとしても優秀。そちらのデッキはリソース系クリーチャーをふんだんに扱うため《禁断竜王 Vol-Val-8》での追加ターンを取りやすく、極稀に《禁断竜王 Vol-Val-8》で追加ターンを狙うためにこのカードのクリーチャー面さえも利用する場合もある。
また、初動手札交換として《エマージェンシー・タイフーン》は安定しているので、《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》の5枚目以降として《エマージェンシー・タイフーン》も1枚積みされるケースが目立つように。
【星雲人シヴァンリンネ】が成立すると、初動手札交換としても然ることながらワンショット時の打点としても活路を見出されるに至った。
【絶望神サガループ】でも最優先クラスの2コスト初動として活躍。一番大きいのはS・トリガーで捲って墓地肥やしできるツインパクト手札交換という点であり、《「迷いはない。俺の成すことは決まった」》が捲れれば墓地0枚からループが決まるということも。
【アーテルループ】ではクリーチャー側が《アーテル・ゴルギーニ》で釣り上がる置きドローとして使われる場合もある。
【白青赤ゴスペル】では基本的に《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》避けのためにツインパクト元の《エマージェンシー・タイフーン》が優先され、こちらは基本的にツインパクト元の5枚目以降となる。
DMEX-17に収録された既存のクリーチャーと呪文が合わさったツインパクトナイト。