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熱血龍 GENJI・XXX VR 火文明 (7) |
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 7000 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。 |
DMR-16極で登場したガイアール・コマンド・ドラゴン。
cipで相手のブロッカーをすべて破壊する、スピードアタッカー持ちのW・ブレイカー。
これまで登場したブロッカー一掃カードと比べると、スペックが尋常ではないほど高い。相手のブロッカーのみを殲滅できるため、固まった盤面を吹き飛ばして一気に攻め込むことができる。
ビートダウンは【ヘブンズ・ゲート】や【ジェスターソード】などのブロッカーを多用する【クリーチャーコントロール】を苦手とするが、そのようなデッキを逆に返り討ちにするだけのスペックを秘めている。
ブロッカー破壊の定番《爆竜 GENJI・XX》と比べると、cipに変化したことにより毎ターン除去することはできなくなったが、バトルゾーンのブロッカーをまとめて一掃できるうえ、《閃光の神官 ヴェルベット》のタップインに邪魔されなくなっており、全体的にスペックはかなり向上している。
また、選んでいないため《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》や《我牙の精霊 HEIKE・XX》を除去できるようになったのは大きい。
他にもスピードアタッカーとW・ブレイカーを持ち合わせているため、単純にアタッカーとして使える。《白骨の守護者ホネンビー》などの邪魔なクリーチャーを蹴散らしながら攻め込むだけでも十分に強力である。
火の7マナスピードアタッカーの対抗馬は、cipでアンタップキラーになる《偽りの名 バザガジー・ラゴン》辺りか。向こうはバトルに勝てば味方がすべてアンタップキラーになるので、一瞬の制圧力に優れている。
対してこちらはブロッカーが主体のデッキには非常に刺さる。出すだけで盤面をひっくり返すことができるが、逆に言えばブロッカーを使わない相手には効果が薄いのが欠点と言える。
そもそも、革命編環境以降は破格のカードパワーを持つ侵略・革命チェンジ持ちを如何に通すかがビートダウン戦略の主流となり、単なる追撃、突破ができるだけのカードは役割を持ちづらい。
強力なカードに違いはないが、やはり自分の戦略や環境に合わせて使っていくべきだろう。