DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」
2016年1月30日発売(次世代WHFにて1月23日に先行販売)。1パック6枚入りで、値段は200円(税抜)。全65+???種。現在は絶版。
内容一切不明の状態で発売し、様々なジョークカードやコラボカードにより話題を沸騰させたDMX-12 「ブラック・ボックス・パック」がパワーアップして登場。
ただでさえ多かった収録枚数だが、それを超える収録枚数となっており、その合計はなんと200種類以上にも及ぶ。またお遊びネタの数も桁違いに多くなっており、『超』という名に恥じないパワーアップを遂げている。
一例をあげるならば、
……等、挙げていくと前回以上にキリのない屈指のボリュームを誇る。
一方で、ユニークすぎる能力が故に公式裁定が複雑化するという弊害も生まれ、チャンピオンシップの運営者やジャッジ泣かせのカードも多い。
以前と同じくAブロックとBブロックに分かれているが、Bブロックだけで150種類以上となっており、Bブロックのカードを狙って当てることはこれまで以上に難しくなった。
結果、フォイルカードの封入率自体は革命編以降の通常エキスパンションとほぼ同じにもかかわらず、グループBの一部のフォイルカードのシングルは非常に高騰した。
あまりにも多くなりすぎたためか、パック内の内訳も3:3になっている。
またブラック・ボックス・パックといえばジョークエキスパンション的な面が強いが、今回は再録カードも非常に豪華である。
《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》や《ファンタズム・クラッチ》、《魔天降臨》といった再録要望の多かったレアリティの高いカードや古いカードが続々と再録されている。
他にもジャンボカードであるが故に持ち運びづらかった《無敵剣 プロト・ギガハート》や、メタルカードであった《不死身のブーストグレンオー》、使用禁止カードであった《ガルベリアス・ドラゴン》も通常版として登場した。
- 今回のカードの中には、エピソード2およびエピソード3に関わるクリーチャーも多く含まれている。これらのクリーチャーによってカードプールが拡充され組みやすくなった種族も存在する。
- 旧ブラック・ボックス・パックではBグループのナンバリングは、Aグループと同様にレアリティ順で統一されていた。しかし今回のBグループはレアリティ順でも何でもなく、一部のシリーズモノを除いてほぼ法則性がないに等しい無秩序なナンバリングが施されている。そのためレアリティごとにリストを作成することにあまり意味は無い。封入率に関係する要素はフォイルか否かであるため、ナンバリング通りに序列させ、その都度新規カードか、フォイルなのかを記載するのが適切である。
- その種類の多さから、このパックのみでブースタードラフトを行う事ができる。比較的バランスの取れた収録内容なので、キューブドラフトの基盤としても利用できる。
収録カード
新規カード=New!
グループA
グループB
参考